電気をあまり使用していない月でも、電気代が高くて悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
電気代が高くなるケースは電気の使用量に限らず、さまざまな原因が考えられます。
本記事では、電気を使用していない月でも電気代が高くなる原因から、対策となる節約方法について解説します。
電気代を抑えたい方におすすめの新電力も紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
電気代が使ってないのに高い6つの原因

電気を使用していないにもかかわらず、電気代が高いときは次の6つの原因が考えられます。
- 待機電力が多い
- 電気料金プランが適切でない
- 古い家電を使用している
- ライフスタイルが変化した
- 電気料金が値上がりした
- 漏電している
これらの原因が自身に当てはまるか、確認してみましょう。
待機電力が多い
家電の多くは、完全に電源をオフにしない限り、電力を微量に消費します。
そのため、自宅に待機電力を消費している家電が多い場合は、電気を使用していない状態でも電気代が高くなりがちです。
たとえば、コンセントを差したままにしていたり、テレビを待機モードに設定していたりする場合が挙げられます。
電気代を抑えたい方は、家電の使い方が上記の状態になっていないか確認してみるとよいでしょう。
冷蔵庫のような常に電源を入れておかなければならない家電とは異なり、電源を入れておく必要がないものも多くあります。
日常的に見落としやすい部分であり微量の電気を消費するのみですが、同じような状態の家電が多くなると、電気代が高くなるため注意しましょう。
電気料金プランが適切でない
自身の生活に対して電気料金プランが適切でない場合は、無駄なコストがかかります。
電気料金プランが適切でない例は、次のとおりです。
- 一人暮らしの方が契約電流を40A以上で契約している
- 夜間の使用が安くなるプランで昼間に電気を使用している
契約電流のアンペア数が高いと基本料金が高くなることから、電気の使用量にかかわらず電気代が高くなります。
また、夜間に電気代が安くなるプランに加入している場合は、昼間の使用料金が高くなるため、昼間の使用を控える必要があります。
日中電気の使用を控えているつもりでも、エアコンのタイマーを設定していたり自動掃除ロボットを使用していたりするケースがあるため、注意が必要です。
現在の電気料金プランが、自身のライフスタイルにあっていない場合は、プランの見直しを検討しましょう。

古い家電を使用している
古い家電は、新しいモデルに比べると省エネ性能が低いことから、電気代が高くなりがちです。
省エネ性能が低いと、使用する際に多くの電力が必要となります。
エアコンの場合、室内が設定した温度に達するまでにかかる時間や消費する電力そのものが異なり、炊飯器であればご飯を炊く際の消費電力や保温状態の消費電力が違います。
家電は長く使用し続けるほうがよいと思われがちですが、古い家電を使用している方は、買い替えることも視野に入れてみてください。
一つ一つの家電ごとに消費電力を調べることはできないものの、古い家電を使用している場合は、電気代が高い原因になっている可能性があります。
ライフスタイルが変化した
ライフスタイルが変化したことで、電気代が高くなることもあります。
電気代が高くなりやすいライフスタイルの変化には、次のケースが挙げられます。
- 会社勤務からテレワークに変わった
- 専業主婦が在宅ワークをはじめた
- オンラインでできる子どもの習い事をはじめた
- コーヒーメーカーや自動掃除ロボットなどの家電を購入した
自身や家族のライフスタイルが変化したと考えられる場合は、、電気をどの程度使っているか、一度確認してみましょう。
電気代の増額が不可避なこともあれば、節約できるものもあります。
ライフスタイルの変化により電気代が高くなった場合は、節約できる部分がないか、探してみましょう。
電気料金が値上がりした
電気の使用量は一定であるにもかかわらず、電気代が高くなった場合は電気料金の値上がりが考えられます。
近年の電気料金の値上がりは、燃料調整費の高騰が原因とされています。
燃料調整費とは、火力発電に必要な原油や液化天然ガス(LNG)、石炭など、発電するために必要な燃料の単価の変動に応じて支払うものです。
2022年以降、円安基調やロシアのウクライナ侵攻などにより、燃料費が高騰しました。
そのため、燃料調整費が値上がりし、使用していない場合でも電気代が高くなる現象が起きています。
使用していなくても電気代が高い原因の中には、自身の使い方ではなく、電気料金の値上がりの可能性もあります。
漏電している
電気を使用していないにもかかわらず、電気代が高いときは漏電の可能性もあるため、確認が必要です。
漏電は、家電や住宅の電気配線に問題があると発生しがちで、とくに使用頻度が少ない家電を使用する際に、注意しましょう。
たとえば、季節ごとに使用する家電は使用していない間に電源コードが劣化し、漏電につながる恐れがあります。
電気ストーブや扇風機などの季節家電は、使用する前に不具合がないか必ず点検しましょう。
基本的には戸建ても集合住宅も漏電が発生するとブレーカーが落ちるよう設計されています。
ブレーカーが作動しないケースは、分電盤が故障しているか、建物が非常に古いかつ電気関連をメンテナンスしていない場合です。
漏電の疑いがある場合は、分電盤が故障していないかどうかを確認してみてください。
電気代の内訳と仕組み

電気代は、一般的に次の要素で構成されています。
- 基本料金
- 電力量料金
- 燃料費調整額
- 再エネ賦課金
電気代の内訳や仕組みを把握すると、電気代が高い原因を判別しやすくなります。
使用していない場合に電気代が高いと感じた際は、検針票や請求明細書を確認し、どの項目が高いのかを確認してみてください。
基本料金
基本料金は、契約アンペア数により決定される料金です。
一般的に10A~60Aで提供される場合が多く、どのアンペア数で契約するのかにより、同時使用できる電力量が決定します。
東京電力の従量電灯Bを例に挙げると、アンペア数による基本料金の違いは次のとおりです。
東京電力エナジーパートナー 従量電灯Bの基本料金(1契約あたり)
アンペア数 | 料金 |
---|---|
10A | 311円75銭 |
15A | 467円63銭 |
20A | 623円50銭 |
30A | 935円25銭 |
40A | 1,247円00銭 |
50A | 1,558円75銭 |
60A | 1,870円50銭 |
※2025年2月時点
基本料金は、電気を使用していなくても支払わなければなりません。
アンペア数が高ければ、同時に使用できる電力が大きくなり、ブレーカーが落ちにくくなります。
ただし、アンペア数が高ければ高いほど料金も高くなるため、自身のライフスタイルにあったプランを契約しましょう。
また、電力会社により基本料金ではなく最低料金として明示されている場合や、最低月額料金が別途設けられている場合もあります。
確認する際は、基本料金または最低料金の項目を探してみてください。
電力量料金
電力量料金は、使用した電力量に応じて加算される電気使用料金です。
一般的には従量課金制で、使用した電力量が増えるほど電力量料金単価も高くなります。
例として、東京電力の従量電灯Bの電力量料金を紹介します。
東京電力エナジーパートナ― 従量電灯Bの電力量料金
月間使用電力量 | 単位 | 料金 |
---|---|---|
120kWhまで (第1段階料金) | 1kWh | 29円80銭 |
120kWhから300kWhまで (第2段階料金) | 1kWh | 36円40銭 |
301kWh以上 (第3段階料金) | 1kWh | 40円49銭 |
※2025年2月時点
上記の例を元に計算すると、120kWhの電気を使用した場合は29.8円×120kWhとなるため、3,576円となります。
加えて、基本料金や後述する燃料費調整額と再エネ賦課金が含まれ、月間の電気料金が確定します。
また電力量料金は、契約する電力会社や電気料金プランにより異なる部分です。
使用量が少ないと割高になるファミリー向けプランや、夜間の使用は料金が安くなるプランなどもあります。
自身のライフスタイルにあわせて選べば、お得に電気を使用できる可能性があるでしょう。
燃料費調整額
燃料費調整額は、発電にかかるコストを公平に請求するための料金です。
原油、LNG、石炭それぞれの3か月間の貿易統計料金に基づき、毎月平均燃料料金を算定します。
算定された平均燃料料金と基準燃料料金による差分に基づいて決定され、2か月後の電気料金に反映する仕組みです。
そのため、世界情勢や為替変動により燃料の単価が高騰すると電気料金が高くなり、燃料の単価が下落すると電気料金が安くなります。
平均燃料料金が基準燃料料金を下回る場合は、マイナス調整される料金でもあるため、電気代が高い原因が必ずしも燃料費調整額であるとは限りません。
再エネ賦課金
再エネ賦課金は、正式名称を再生可能エネルギー発電促進賦課金と呼び、再生エネルギーを普及させるための国の制度です。
太陽光や風力、水力や地熱発電のような再エネが対象となり、地球温暖化対策の一環としておこなわれています。
国が定めた全国一律の単価に、電力使用量をかけあわせて負担する仕組みです。
再エネで発電した電気を、決まった期間の決まった料金で電力会社が買い取り、国民が電気料金として支払います。
買い取りにかかる費用は年々増加傾向にあるため、使用していない場合に電気代が高いと感じた際は、再エネ賦課金が原因かもしれません。
電気代の平均はいくら?

電気代の平均は世帯人数や季節ごとに異なるため、それぞれの平均を紹介します。
電気代の平均額を把握すれば、自宅の電気代が高いかどうか判断できるでしょう。
世帯人数別
まずは、世帯人数別で電気代の平均を紹介します。
世帯人数 | 月間平均電気代 (2024年1月~12月) | 年間平均電気代 (2024年1月~12月) |
---|---|---|
1人 | 6,756円 | 81,072円 |
2人 | 10,878円 | 130,536円 |
3人 | 12,651円 | 151,812円 |
4人 | 12,805円 | 153,660円 |
5人 | 14,413円 | 172,956円 |
6人以上 | 16,995円 | 203,940円 |
年間平均電気代は、月間平均電気代×12をおこない、算出したものです。
世帯人数が多いほど電気の使用量も増加するため、電気代も増えています。
しかし、3人世帯と4人世帯では大きな差がなく、電気使用量の変化が少ないといえるでしょう。
対して、1人世帯と2人世帯では差額が著しく、人数が1人増えるのみで年間5万円も増額しています。
自身の状況と比較してみてください。
季節別
季節別の電気代の平均額は、次のとおりです。
季節 | 月間平均電気代 |
---|---|
春(2024年4月~6月) | 9,133円 |
夏(2024年7月~9月) | 10,013円 |
秋(2024年10月~12月) | 9,645円 |
冬(2024年1月~3月) | 10,974円 |
冷暖房の使用頻度が上がる夏や冬の季節は、電気代が増額しています。
近年は、季節が過ぎても暑い日が続いたり寒い日が続いたりするケースが多く、年々差額が縮まりつつあります。
上記の平均額を自身の電気代と比較すれば、節約すべき季節が判断できるでしょう。
使っていないのに電気代が高い時の節約方法

使用していない場合に電気代が高いときは、次の節約方法を実践してみてください。
- 家電の使い方を見直す
- 省エネ家電に買い替える
- 適切な契約プラン・アンペア数を選ぶ
- 自家発電を取り入れる
- 電力会社を変更する
一度にすべて実践せずとも、一つ一つ生活に取り入れることで、電気代を節約できる可能性が高まります。
電気代が高いと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
家電の使い方を見直す
家電の使い方を見直す際は、主に次の内容を意識してみましょう。
- 待機電力を減らす
- エアコンの設定温度を見直す
電気代を節約したい方は、待機電力を減らすことを意識しましょう。
使用していない充電器や炊飯器などをコンセントから抜いておくことで、電気代の節約につながります。
ほかにも、冷暖房を使用する方は設定温度を見直してみてください。設定温度を±2℃するのみでも節約可能です。
家電の使い方を見直して、電気代の節約につなげましょう。
省エネ家電に買い替える
家電を省エネタイプに買い替えることも、電気代の節約につながります。
古い家電のほか、エネルギー効率が悪い家電もあるため、省エネモデルへの買い替えを検討しましょう。
最新の省エネ家電は初期投資が高くなりがちですが、長期的に考えるとお得になるケースがあります。
省エネ家電にすればエネルギー効率がよくなり、これまでの家電と比較して少ない電力で同じ効果を出せるかもしれません。
電力使用量の多いものや常に電気を使用するものから買い替えるとよいでしょう。
たとえば、冷蔵庫は常に電気を使用するため、省エネタイプに変えると電気代の節約につながりやすいです。
使用頻度が高い洗濯機や電力使用量が多いエアコンなども省エネタイプへの買い替えを検討してみてください。
適切な契約プラン・アンペア数を選ぶ
自身が契約しているプランやアンペア数を見直すことで、電気代を節約できる可能性があります。
夜間に電気を使用する頻度が高い方やこれから夜間に使用する生活に変える方は、夜間料金プランを契約しましょう。
また、これまで電気を使用し過ぎてブレーカーが落ちたことがない家庭では、アンペア数を下げることも考えてみてください。
ただし、アンペア数を下げた結果、頻繁にブレーカーが落ちることになる可能性もあるため、注意が必要です。
電気代を節約する際は、自身や家族の状況やライフスタイルにあわせてプランを契約し、適切なアンペア数を選びましょう。
自家発電を取り入れる
太陽光発電をはじめ、自家発電を取り入れることも電気代の節約につながります。
使用電力を自家発電したものから補うことで節約できるほか、余った電力は売電も可能です。
ほかにも、お得な活用方法として、蓄電池の設置があります。
夜間の電気料金が安くなるプランと相性がよく、夜間に蓄電池へ電力を貯めて日中に蓄電池の電気を使用すれば、電気代を節約できるかもしれません。
太陽光発電と併用する場合は、日中に太陽光発電で貯めておき、夜間に蓄電池の電気を使用して、余った電力を日中に回すことも可能です。
どちらも電気代を大幅に節約できる可能性が高いものの、導入費用は高額です。導入する際は慎重に検討しましょう。
電力会社を変更する
現在契約中の電力会社を変更すると、電気代を節約できる場合があります。
以前は、決められた地域ごとに指定の電力会社と契約しなければならなかったものの、現在は自由に電力会社を選べます。
そのため、料金がお得になる電力会社に変更するのみで、電気代を節約できる可能性があります。
電力会社を変更する際は、次の内容を比較して自身に合う電力会社を選びましょう。
- プランの特徴
- 料金体系
- 特典
新電力は、基本料金が無料の電力会社や豪華な特典が受け取れる電力会社が多くあります。
とくに株式会社Qvouが提供するお得電力や市場電力、のむシリカ電力がおすすめです。
それぞれ提供するプランに魅力的な特徴があり、電気代の節約に期待できます。
電気代を節約する際は、電力会社の変更も視野に入れてみてください。
電気代を抑えたい方におすすめの新電力3選

電気代を抑えたい方には、次の3つの新電力がおすすめです。
- お得電力
- 市場電力
- のむシリカ電力
それぞれの特徴を解説するため、自身に合う会社を選びましょう。
お得電力
お得電力は、大手電力会社の料金がお得になる可能性が高い新電力です。
全国に対応しており、北海道から沖縄県まで電気を提供しています。
お得電力の特徴は、各地域にある大手電力から乗り換えることで、電気料金がお得になる可能性が高い点です。
東京電力を例に挙げると、大抵のプランに対応しており、同等プランを提供しながらも料金を下げられます。
ただし、すべてのプランが安くなるわけではなく、対応しているプランが限られている点には注意が必要です。
たとえば、東京電力では次のプランに対応できます。
- 従量電灯B
- 従量電灯C
- プレミアムS
- プレミアムL
- スタンダードS
- スタンダードL
- 夜トク8
- 夜トク12
- スマートライフS
- スマートライフL
- 低圧電力
- 動力プラン
上記のプランからお得電力に乗り換えると、確実に料金を下げられると公式サイトにも明記されているため、該当する方はぜひ検討してみてください。
市場電力
市場電力は、市場連動型の電気プランを提供する新電力です。
現在Looopでんきを契約中の方は、同じ電力プランを使用しつつ電気料金をさらに節約できます。
市場電力がお得な理由は、次のとおりです。
- サービス料が業界最安値水準
- 電気の単価が安いときがある
- 基本料金が無料
サービス料は電力会社ごとに請求される料金で、電気代に含まれている場合が多くあります。
電気使用料金とは別に請求されますが、市場電力はサービス料が業界最安値水準なため、お得になる可能性が高いです。
また、基本料金は無料であり、アンペア数が高くなりがちの世帯人数が多い家庭におすすめです。
さらに、市場連動型プランを提供する新電力のため、日本卸電力取引所(JEPX)の単価に応じて電気料金が変動します。
過去に単価が高騰したこともありましたが、最安値は0.01円/1kWhと非常にお得です。
電気代を節約したい方は、市場電力を検討してみましょう。
のむシリカ電力
のむシリカ電力は、電気を使用すればするほどお得な特典が受け取れる新電力です。
全国の各地域の大手電力よりも毎月の電気料金がお得になるのみでなく、健康維持に役立つシリカを含むナチュラルミネラルウォーターの、のむシリカがもらえます。
契約時には、500ml×24本入りののむシリカを1箱もらえるほか、電気の使用量に応じて無制限で受け取れます。
月間平均電気使用量に応じたのむシリカのプレゼント早見表は、次のとおりです。
月間平均電気料金 | のむシリカ プレゼント箱数 |
---|---|
4,200円以上 | 1箱 |
8,400円以上 | 2箱 |
12,600円以上 | 3箱 |
16,800円以上 | 4箱 |
21,000円以上 | 5箱 |
さらに、前年度の年間電気代5万円ごとにのむシリカが1箱もらえるため、電気を使用すればするほどお得になります。
のむシリカ電力は、日常的にナチュラルミネラルウォーターを飲む方や、電気料金が高くなりがちな大人数の世帯におすすめです。
電気代に関するよくある質問

最後に、電気代に関するよくある質問に回答します。
- 家にいないのに電気代が高い原因は?
- 漏電の調べ方は?
- 国からの補助金は終了した?
誰もが気になる質問に回答するため、ぜひ参考にしてみてください。
家にいないのに電気代が高い原因は?
家にいないのに電気代が高い原因は、待機電力が多い場合や電気料金プランが適切ではないケースなどが考えられます。
待機電力は電源を入れていなくても、コンセントの差しっぱなしで発生する微量な電力です。
また、エアコンのタイマー機能や自動掃除ロボットの充電なども含まれます。
使用しないときはできる限りコンセントを抜いておくと、改善できるかもしれません。
ほかにも、電気料金プランがライフスタイルにあっていない可能性があるため、電気料金プランの見直しや電力会社の乗り換えも検討しましょう。
漏電の調べ方は?
漏電は次の手順で確認できます。
- ブレーカーをすべて落とす
- アンペアブレーカーを上げる
- 漏電ブレーカーを上げる
- 安全ブレーカーを一つずつ上げる
- 漏電ブレーカーが落ちた箇所を確認する
漏電している場所を特定するためには、一つ一つブレーカーを確認しましょう。
上記の方法で確認できない場合は、電力会社に調査を依頼してください。
国からの補助金は終了した?
2025年1月~3月使用分までが対象です。正確には補助金ではなく、補助による割引となります。
補助により割引される電気代については、次のとおりです。
対象 | 2025年1月~2月使用分の補助金額 | 2025年3月使用分の補助金額 |
---|---|---|
低圧契約の一般家庭・企業など | 2.5円/1kWh | 1.3円/1kWh |
高圧契約の企業など | 1.3円/1kWh | 0.7円/1kWh |
割引を受けるための申請や手続きなどは不要のため、対象となる場合は自動で割引されます。
まとめ

電気を使っていないのに高い場合には、待機電力が多い場合や電気料金プランが適切ではないなどが原因に挙げられます。
電気代が高いと感じた際は、家電の使い方の見直しや適切な契約プラン・アンペア数を選ぶことで節約できます。
また、今よりも電気代を安くできる可能性がある新電力会社への乗り換えもおすすめです。
大手電力会社で電気を契約している場合は、新電力会社に乗り換えることで電気料金がお得になる可能性が高いため、ぜひ検討してみてください。