MENU

電気料金を払ったのに止まった?止められた4つの原因と自分でできる復旧・再開・再発防止方法を解説

電気料金を支払ったのに電気が止まると、「原因がわからない」「再開させる方法がわからない」と不安になる方も多いでしょう。

結論からお伝えすると、勘違いで支払いを忘れていたり支払い情報の不備があったりして、一時的に電気が止まっている可能性があります。

たとえ電気が止まったとしても、正しい手順を踏めば簡単に復旧させることができるため、慌てずに対応しましょう。

本記事では、電気が止まってしまう主な原因から、今すぐできる具体的な復旧手順、再発させないための根本的な解決策までを詳しく解説します。

突然のトラブルに落ち着いて対処して不安を解消するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

お得電力
お得電力の特徴
  • 大手電力会社のほぼ全てのプランに対応!面倒なプラン選びの必要なし
  • Webで申し込みOK!面倒な手続きもなし!
目次

【まず確認】電気料金を払ったのに止まった主な原因は4つ

電気料金はきちんと支払ったにもかかわらず、なぜか電気が止まってしまうと非常に困惑し、不安になることでしょう。

突然の出来事にパニックになる気持ちはよくわかりますが、まずは落ち着いて原因を考えてみましょう。

電気料金を払ったのに止まった原因としてあげられるのは、主に次の4つです。

  • 電気料金を払い忘れている
  • 支払いの反映に時間がかかっている
  • 振込用紙の番号間違いや支払い情報の不備がある
  • 設備に不具合が生じている

自身の状況と照らしあわせながら、原因を特定してみてください。

電気料金を払い忘れている

「電気料金を支払った」と思っていても、自身の勘違いで実際には支払えていない場合は電気が止まってしまいます。

とくに払込用紙を使用して支払っている場合は、「今月分はもう支払った」と勘違いしてしまい、未払いのまま放置してしまうケースが多いです。

払い忘れによる電気の停止は、未払い分の料金を支払わなければ電気の供給が再開されない点に注意が必要です。

支払いの反映に時間がかかっている

支払いを済ませたにもかかわらず、電気が止まってしまう最も多い原因は、支払い情報が電力会社に反映されるまでに時間がかかっているケースです。

コンビニエンスストアや金融機関の窓口で料金を支払ったとしても、支払い情報がすぐに電力会社のシステムに登録されるわけではありません。

通常、データの連携には数時間から、場合によっては数営業日程度かかる可能性があります。

とくに、支払期日を過ぎてから支払った場合、自身が手続きを終えた時点では、すでに入れ違いで電力会社が送電を停止する手続きを進めてしまっている可能性があるため注意しましょう。

振込用紙の番号間違いや支払い情報の不備がある

支払い手続きそのものに意図しない不備があったために、電気が止められるケースも考えられます。

正しく支払いがおこなわれていないため、電力会社側に未払いとして処理を進められている状態です。

たとえば、督促状と最新の請求書が手元にある状況で、誤って古い振込用紙を使って支払ってしまった場合などがあげられます。

また、クレジットカードでの支払いを設定していても、カードの有効期限切れや利用限度額の超過、番号の入力間違いなどによって、実際には決済が完了していないこともあります。

家族が支払いを代行した際に、お客様番号を誤って手続きしてしまった可能性も否定できません。

設備に不具合が生じている

電気を供給するための設備に不具合が生じている場合、きちんと料金を支払っていても電気の供給が止まってしまいます。

また、設備の点検や近隣の電気工事によって一時的に電気供給がストップしている可能性もあるでしょう。

確実に料金を支払ったにもかかわらず電気が止まった場合は、まずは電力会社に問い合わせて設備の不具合がないかを確認してみてください。

点検や工事によって一時的に電気の供給が止まる場合は、事前にお知らせがあるため見落としがないかをチェックしましょう。

【落ち着いて対処】電気を今すぐ再開・復旧させるための3ステップ

原因が何であれ、まず優先すべきは一刻も早く電気を復旧させることです。

パニックになってしまいがちですが、正しい手順を踏めば電気は必ず再開できるため安心してください。

電気が止まってしまった際に、自身でできる具体的な対処法は次の3ステップです。

  1. 手元に「検針票」と「支払い証明」を準備する
  2. 契約している電力会社の窓口に電話で連絡する
  3. 送電再開を待つ

上記の手順に沿って、落ち着いて行動しましょう。

STEP1:手元に「検針票」と「支払い証明」を準備する

まず、電力会社に連絡する前に、手続きをスムーズに進めるための情報を手元に準備しておくことが重要です。

具体的には、毎月発行される電気の検針票を用意してください。

検針票には、契約を特定するために必要となる「お客様番号」や「供給地点特定番号」といった重要な情報が記載されています。

検針票が見当たらない場合は、過去の請求書などでも代用できる場合があります。

あわせて、「いつ、どこで、いくら支払ったか」を証明できる支払い済みの領収書や、銀行振込の明細なども準備しておくと、スムーズに手続きの進行が可能です。

STEP2:契約している電力会社の窓口に電話で連絡する

必要な情報が準備できたら、次に契約している電力会社のカスタマーセンターや専用窓口へ電話で連絡します。

電話がつながったら、オペレーターに「電気料金を支払ったのですが、電気が止まってしまいました」という現在の状況と、準備したお客様番号を冷静に伝えましょう。

そして、「いつ、どのように支払いを済ませたか」を正確に説明することで、電力会社側で原因の特定と送電を再開するための手続きを進めてもらえます。

なお、夜間や休日で営業時間外の場合でも、緊急連絡先や自動音声ガイダンス、Web上のチャットで対応している電力会社もあるため、まずは連絡を試みることが大切です。

STEP3:送電再開を待つ

電力会社への連絡で支払い状況の確認が取れ次第、送電を再開するための手続きがおこなわれます。

電気が復旧するまでの時間は、住まいの電気メーターの種類によって異なります。

自宅のメーターが遠隔操作に対応している「スマートメーター」の場合、支払い確認後、早ければ数十分から1時間程度で電気の供給が再開される場合が多いです。

一方、旧式のアナログメーターの場合は、作業員の訪問による現地での開栓作業が必要となるため、復旧までに数時間、あるいは翌営業日の対応となる可能性もあります。

いずれにせよ、オペレーターに復旧までの時間の目安を確認しておくと、より安心して待つことができるでしょう。

【今後のために】電気の供給停止(停電)までの一連の流れ

無事に電気が復旧しても、「また同じことが起きたらどうしよう」と不安が残る方もいるでしょう。

不安を解消して再発を防止するためには、電気料金の支払い遅延から供給停止に至るまでの一般的な流れを知っておくことが大切です。

ここでは、今後の再発防止のために知っておきたい、供給停止までのプロセスやリスクについて解説します。

支払い遅延から供給停止に至る一般的なプロセス

電気料金の支払期日を1日でも過ぎたら、すぐに電気が止められてしまうわけではありません。

電力会社との契約では、通常は滞納から供給停止までにいくつかの段階が設けられています。

一般的なプロセスとしては、まず「支払期日」を過ぎると、後日支払いを促す「督促状」が送付されます。

督促状に記載された支払期限も過ぎてしまうと、次に「供給停止の予告」という最終通告が届き、記載された期日までに支払いがない場合に「送電停止」の措置が取られる流れです。

段階的なプロセスがあるとあらかじめ理解しておけば、万が一支払いを忘れてしまっても、落ち着いて対応できるでしょう。

「供給停止の予告」通知が届いたら最終警告

料金を滞納した場合、最も注意すべきなのが「供給停止の予告」通知です。

通知書には、「このままお支払いがない場合、〇月〇日をもって電気の供給を停止させていただきます」といった内容と、支払うべき最終的な期限が明確に記載されています。

「供給停止の予告」通知が届くと送電停止まで時間的な猶予がなく、電力会社からの最終警告と受け止める必要があります。

もし通知を受け取った場合は、問題を先延ばしにせず、記載された期日までに速やかに料金を支払うか、支払いが難しい場合は必ず電力会社に連絡して相談しましょう。

誠意ある対応が、停電を回避するための最後のチャンスといえます。

延滞利息や遅延損害金が発生するリスク

電気料金の支払い期日を過ぎてしまうと、本来支払うべき料金に加えて、「延滞利息」や「遅延損害金」が加算されるリスクがあります。

支払い遅延に対するペナルティの一種で、利率は各電力会社の供給約款によって定められており、一般的には年利10%程度に設定されているケースが多いです。

金額としては1日あたり数十円程度かもしれませんが、支払いが遅れれば遅れるほど、利息は積み重なっていきます。

「たかが電気代の支払い忘れ」と軽く考えず、余計な出費を避けるためにも、毎月の料金は支払期日内にきちんと支払うことが重要です。

もう二度と繰り返さないために!根本的な解決策は電力会社の「見直し」

今回のトラブルを経験し、「もう二度と不安な思いはしたくない」と感じた方も多いでしょう。

根本的な解決策として、現在の電力会社との契約を見直してみることをおすすめします。

ここでは、電力会社の見直しが有効な理由や切り替え後の安全性を解説します。

なぜ「電力会社の見直し」が有効な解決策なのか

2016年に実施された電力自由化によって、私たちは自身のライフスタイルや価値観にあった電力会社を自由に選べるようになりました。

現在、非常に多くの「新電力」と呼ばれる事業者が、さまざまな特色ある料金プランやサービスを提供しています。

電力会社を見直すことの最大のメリットは、毎月の電気料金を今よりも削減できる可能性があることです。

たとえば、基本料金が0円のプランや、特定の時間帯の電気代が安くなるプランなど、自身の生活にあわせて選ぶことで、固定費を賢く節約できます。

料金の負担が軽くなれば家計に余裕が生まれ、支払い管理のストレスも軽減されるでしょう。

支払い管理が楽になることで、支払い忘れのような初歩的なミスも減らせる可能性があります。

新電力に切り替えても電気の安定供給は変わらない

「新電力に切り替えると、停電が増えたり電気の質が落ちたりするのではないか」と不安を感じる方もいるかもしれませんが、心配する必要はまったくありません。

なぜなら新電力会社と契約しても、家庭まで電気を届けるための電線や電柱といった送配電網は、従来どおり地域の大手電力会社の設備を使用するためです。

電気の通り道は変わらないため、新電力に切り替えることで停電のリスクが高まったり、電気の品質が低下したりすることはなく、これまでどおり安心して電気を利用できます。

安心とお得を両立するなら「お得電力」がおすすめ

お得電力
おすすめな方
  • 大手電力会社から乗り換えを検討中の方
  • 電気料金の節約をしたい方
  • 切り替え手続きが面倒な方

電気代シミュレーション

現在の電気料金
月額 約7,423 円
条件(例):東京電力 従量電灯B 30A
月間平均電気使用量 200kWh

お得電力に切り替えると…
年間の電気代:2,665円お得!
5年間の電気代:13,324円お得!
※消費税込み
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません

電力会社を見直すといっても、数ある新電力の中からどれを選べばよいか迷ってしまう方もいるでしょう。

もし、今回のトラブルをきっかけに「安心感」と「お得さ」を両立したいと考えているなら、「お得電力」がおすすめです。

お得電力がおすすめな理由は、主に次の3つです。

  • 大手電力会社と同等のサービス内容で料金が安い
  • 全国(離島を除く)で利用可能、手続きもWebで簡単完結
  • 運営会社は創業40年の実績があり信頼性が高い

それぞれの理由を詳しく解説します。

理由1:大手電力会社と同等のサービス内容で料金が安い

「お得電力」が多くの方に選ばれている最大の理由は、現在契約中の大手電力会社の料金プランとサービス内容をほとんど変えることなく、電気料金を安くできる点にあります。

各大手電力会社の幅広いプランに対応する独自のプランが用意されているため、サービス内容が大きく変わることはありません。

料金面でも、毎月固定でかかる「基本料金」と、電気の使用量に応じてかかる「電力量料金」が、従来のプランに比べて毎月約3%安く設定されています。

そのため、電気をあまり使わない家庭からたくさん使う家庭まで、多くの方が切り替えによる節約メリットを実感しやすい点が魅力です。

理由2:全国(離島を除く)利用可能で、手続きもWebで簡単完結

「お得電力」は全国(離島を除く)エリアでサービスを提供しており、多くの方が利用可能です。

あわせて魅力的なポイントが、切り替え手続きの手軽さです。

お得電力への切り替え手続きは、公式サイトから最短5分程度で完了します。

申し込みの際に、現在契約している電力会社へ自身で解約の連絡をする必要もありません。

面倒な手続きはすべてお得電力が代行するため、手間なくスムーズにお得な電気料金プランへ移行可能です。

理由3:運営会社は創業40年の実績があり信頼性が高い

新電力への切り替えを検討する際、運営会社が信頼できるかどうかは非常に重要なポイントです。

「お得電力」を運営する株式会社Qvouは、2025年時点で創業40年を迎える、長い歴史と豊富な実績を持つ企業です。

電力事業のみならず、自社での太陽光発電事業や、霧島天然水の「のむシリカ」の製造や販売など多角的な事業をおこなっており、安定した経営基盤を築いています。

電力自由化で多くの事業者が参入する中で、信頼できる企業が運営している事実は、毎日使う電気を長期にわたって安心して任せられる大きな決め手となるでしょう。

参照元:株式会社Qvou

電気料金を払ったのに止まったときのよくある質問

最後に、「電気料金を払ったのに止まった」トラブルに関して、多くの方が抱く疑問点についてQ&A形式で回答します。

夜間や休日に電気が止まったらどうすればよい?

夜間や休日など、電力会社の有人窓口の営業時間外に電気が止まってしまった場合でも、まずは諦めずに電力会社の連絡先を確認しましょう。

多くの電力会社では、24時間対応の自動音声ガイダンスや、公式サイト上のチャットボットによるサポートを用意しています。

すぐにオペレーターと話すことはできなくても、これらの窓口で支払い状況の確認や、送電再開の受付手続きができる場合があります。

もし自動対応で解決しない場合でも、翌営業日の朝一番に、あらためて有人窓口へ連絡するようにしましょう。

有人窓口への連絡時は、スムーズに話を進められるよう、お客様番号などを事前に準備しておくと安心です。

自身でブレーカーを操作して復旧させることはできる?

料金の未払いが原因で電力会社によって供給が止められている場合、残念ながら自身でブレーカーを操作しても電気は復旧しません。

送電の停止は、電力会社側で制御されているためです。

ただし、電気の使いすぎでブレーカーが落ちて停電している場合は、自身でブレーカーを「入」にすると復旧が可能です。

なお、自身の家のみならず、近隣一帯が停電している場合は、料金滞納や電気の使いすぎではなく送配電網のトラブルの可能性が高いといえます。

原因がはっきりしない状況でむやみに電気設備を触るのは危険なため、まずは電力会社に連絡して指示を仰ぐのが最も安全で確実な方法です。

支払い用紙をなくしてしまった場合はどうすればよい?

支払い用紙を紛失した場合は、電力会社のカスタマーセンターに連絡して、支払い用紙の再発行を依頼しましょう。

電力会社によっては、マイページから再発行を依頼できます。

また、お客様番号がわかっていれば、マイページや提携するスマートフォンの決済アプリなどを利用して、支払い用紙がなくてもオンラインで支払える場合もあります。

いずれにせよ、放置せずに早めに電力会社へ連絡することが大切です。

一度止められたあと、同じ電力会社と再契約できる?

通常は未払いの電気料金をすべて清算すれば、一度供給が停止されたあとでも同じ電力会社と再契約することは可能です。

ただし、電力会社によっては、再契約の条件として数万円程度の「保証金」の支払いを求められるケースがあります。

保証金は、将来再び滞納があった場合の担保として預けるもので、解約時には返還されるのが一般的です。

再契約の具体的な条件や手続きについては、契約していた電力会社に確認してみてください。

電気料金の滞納でブラックリストに載ることはある?

「電気料金を滞納すると、いわゆるブラックリストに載ってしまうのでは」と心配される方もいますが、基本的には心配ありません。

クレジットカードやローンの支払い履歴を管理する「信用情報機関」には、電気やガスといった公共料金の滞納情報が直接登録されることはないからです。

ただし、注意が必要なのは、電気料金の支払い方法をクレジットカード払いに設定しているケースです。

クレジットカード払いの場合、電力会社ではなくクレジットカード会社への支払いを滞納したことになります。

クレジットカード会社への滞納情報は、信用情報機関に事故情報として登録される可能性が高いため注意しましょう。

まとめ

電気料金を支払ったのに止められてしまう主な原因は、勘違いによる料金の未払いや支払い情報の不備などです。

万が一電気が止まってしまっても、慌てずに電力会社へ連絡し、支払い状況を伝えれば送電は再開されるため安心してください。

しかし、最も重要なのは、今回のトラブルを「ただの不運な出来事」で終わらせないことです。

今回のトラブルをきっかけに、現在の電気契約が自身の生活に本当に合っているかを見直してみてはいかがでしょうか。

毎月の料金負担やサポート体制に少しでも不安があれば、大手電力会社と同等の内容で料金が安くなる「お得電力」のように、より安心でお得な電力会社への切り替えが有効な解決策となります。

<参考>
お得電力

目次