ドラム式洗濯機は、洗濯から乾燥までを1台でこなす利便性の高さから、多くの家庭で使用されています。
一方で、「毎月の電気代は一体どのくらいかかるのだろうか」と疑問を抱いている方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、ドラム式洗濯機の使用にかかる1か月あたりの電気代の目安を紹介します。
電気代が高くなる主な原因や、具体的な電気代の節約術についても解説するため、ドラム式洗濯機の導入を考えている方や電気代を節約したいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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【タイプ別】ドラム式洗濯機の電気代 | 1か月の目安を比較

洗濯機の電気代は、次の式で計算できます。
電気代=消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(h)× 電気料金単価(円/kWh)
なお、ドラム式洗濯機の電気代は、搭載されている乾燥機能の種類により大きく異なります。
主に「ヒーター式」と「ヒートポンプ式」の2種類があり、それぞれの特徴と電気代の目安を知ることが節約への第一歩です。
ここからは、ドラム式洗濯機の1か月あたりの電気代をタイプ別に紹介します。
ヒーター式の1か月の電気代
ヒーター式ドラム式洗濯機の1か月あたりの電気代は、次のとおりです。
想定消費電力 | 1か月(30日)あたりの電気代 | |
---|---|---|
洗濯のみの場合 | 185W | 約172円 |
乾燥のみの場合 | 1,135W | 約1,055円 |
※電気料金単価は31円/kWhで計算
ヒーター式は、電熱ヒーターで空気を温めることで、除湿や乾燥をおこなう方式です。
乾燥能力が高くスピーディーに衣服を乾かせる反面、消費電力が高いことから電気代も高くなりやすい傾向にあります。
洗濯物が多く、急いで乾かしたい場合に便利ですが、乾燥機能の使用により電気代が高くなりやすい点に注意が必要です。
ヒートポンプ式の1か月の電気代
ヒートポンプ式ドラム式洗濯機の1か月あたりの電気代は、次のとおりです。
想定消費電力 | 1か月(30日)あたりの電気代 | |
---|---|---|
洗濯のみの場合 | 195W | 約180円 |
乾燥のみの場合 | 1,050W | 約976円 |
※電気料金単価は31円/kWhで計算
ヒートポンプ式は、エアコンと同じ仕組みで内部の空気を冷やし、湿気を取り除いて乾燥させる方式です。
省エネ性に優れており、電気代を抑えやすい特徴があります。
消費電力を抑えられる分、乾燥には時間がかかるものの、長期的に見るとコストパフォーマンスが高い方式といえます。
急いで乾かしたい場合には不便ですが、長期的に電気料金を節約したい方には魅力的な選択肢となるでしょう。
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の電気代を比較!

縦型洗濯機は、洗濯機の底にある羽根の回転により、汚れを落とすタイプの洗濯機です。
縦型洗濯機とドラム式洗濯機にかかる電気代は次のとおりです。
洗濯のみの場合
想定消費電力 | 1か月(30日)あたりの電気代 | |
---|---|---|
縦型洗濯機 | 495W | 約460円 |
ドラム式洗濯機(ヒーター式) | 185W | 約172円 |
ドラム式洗濯機(ヒートポンプ式) | 195W | 約180円 |
※電気料金単価は31円/kWhで計算
乾燥のみの場合
想定消費電力 | 1か月(30日)あたりの電気代 | |
---|---|---|
縦型洗濯機 | 1,220W | 約1,134円 |
ドラム式洗濯機(ヒーター式) | 1,135W | 約1,055円 |
ドラム式洗濯機(ヒートポンプ式) | 1,050W | 約976円 |
※電気料金単価は31円/kWhで計算
洗濯時と乾燥機能の使用にかかる電気代は、どちらも縦型洗濯機のほうが高くなります。
本体価格は縦型洗濯機の方が安い傾向にありますが、長期的に見るとドラム式の方が経済的といえるでしょう。
ドラム式洗濯機と他の乾燥方法の電気代を比較!

衣類を乾燥させる方法は、ドラム式洗濯機の乾燥機能以外にもいくつかあります。
ここからは、ドラム式洗濯機の使用にかかる電気代と、次の3つの乾燥方法にかかる電気代をそれぞれ比較します。
- コインランドリー
- 浴室乾燥機
- 衣類乾燥機
自身のライフスタイルに適した方法や経済的な方法を見つけるために、ぜひ参考にしてみてください。
コインランドリーとの比較
コインランドリーとドラム式洗濯機で乾燥させる場合にかかる費用は次のとおりです。
乾燥方法 | 1回あたりの費用 | 1か月(30日)あたりの費用 |
---|---|---|
コインランドリー | 約300~500円 | 約4,500~7,500円 |
ドラム式洗濯機 (ヒーター式) | 約35円 | 約1,055円 |
ドラム式洗濯機 (ヒートポンプ式) | 約32円 | 約976円 |
※電気料金単価は31円/kWhで計算
コインランドリーの乾燥機は、10分100円程度が相場です。
30~50分の利用を想定し、週に約3~4回(月に15回)乾燥機能を使用する場合、1か月あたり約4,500~7,500円かかる計算になります。
コインランドリーは頻繁に利用するほど費用がかさむうえ、移動する手間もかかるため、ドラム式洗濯機のほうが経済的かつ便利といえるでしょう。
浴室乾燥機との比較
次の表は、浴室乾燥機とドラム式洗濯機で乾燥させる場合にかかる費用を比較したものです。
乾燥方法 | 1時間あたりの費用 | 1か月(30日)あたりの費用 |
---|---|---|
浴室乾燥機 | 約46円 | 約1,395円 |
ドラム式洗濯機 (ヒーター式) | 約35円 | 約1,055円 |
ドラム式洗濯機 (ヒートポンプ式) | 約32円 | 約976円 |
両者を比較した結果、ドラム式乾燥機のほうが費用が安いことがわかりました。
浴室乾燥機の電気代が高い理由は、浴室全体を温める分、消費電力が大きくなりやすいためです。
一方、浴室乾燥機には多くの衣類の乾燥をおこなえるメリットもあることから、目的に応じて使い分けることをおすすめします。
衣類乾燥機との比較
洗濯機とは別に、自宅に衣類乾燥機を導入している方もいるでしょう。
次の表は、衣類乾燥機とドラム式洗濯機で乾燥させる場合にかかる費用を比較したものです。
乾燥方法 | 1時間あたりの費用 | 1か月(30日)あたりの費用 |
---|---|---|
衣類乾燥機 | 約39円 | 約1,171円 |
ドラム式洗濯機(ヒーター式) | 約35円 | 約1,055円 |
ドラム式洗濯機(ヒートポンプ式) | 約32円 | 約976円 |
※電気料金単価は31円/kWhで計算
衣類乾燥機の消費電力が1,260Wと想定すると、1時間あたりの費用は約39円、1か月あたりの費用は約1,171円です。
両者に大きな差はないものの、ドラム式洗濯機のほうが電気代は安い傾向にあります。
毎月の電気料金を少しでも抑えたい方は、ドラム式洗濯機1台で洗濯と乾燥の両方を済ませるほうがお得です。
ドラム式洗濯機の電気代が高くなる3つの原因

ドラム式洗濯機の電気代が高くなる原因として、次の3つが考えられます。
- 洗濯や乾燥の回数が多い
- フィルター掃除が不十分
- 契約中の電力プランが不適切
ここからは、それぞれの原因について詳しく解説します。
原因1:洗濯や乾燥の回数が多い
ドラム式洗濯機の電気代が高くなる直接的な原因は、洗濯や乾燥の回数が多いことです。
洗濯機を稼働させる回数が増えれば電気代も高くなります。
そのため、少量の洗濯物を毎日洗うよりも、ある程度の量をまとめて2日に1回洗うほうがトータルの電気代は安くなります。
また、天気のよい日は外干しにして乾燥機の使用頻度を見直すことでも、電気代を抑えられるでしょう。
原因2:フィルター掃除をしていない
乾燥フィルターや排水フィルターの掃除を怠ると、洗濯機の効率が著しく低下します。
乾燥フィルターにホコリが溜まると、温風の通りが悪くなり、乾燥に時間がかかることが理由です。
乾燥時間が長引くと余計な電気代がかかるため、乾燥フィルターの掃除は怠らないようにしましょう。
また、フィルターの目詰まりは故障の原因にもなりかねません。
定期的なフィルター掃除は、電気代節約と洗濯機の長寿命化の両面から非常に重要なことです。
原因3:契約中の電力プランが合っていない
ドラム式洗濯機の電気代が高くなる原因として意外と見落としがちなことは、契約している電力会社の料金プランです。
ライフスタイルに合わないプランを選ぶと、気づかないうちに電気代が高くなるかもしれません。
たとえば、日中に洗濯や乾燥をする場合が多い方が、夜間の電気代が安いプランを契約していると、割高な電気代を支払うことになります。
反対に、夜間に洗濯をおこなうことが多い方であれば、夜間割引があるプランに変更することで電気代を節約できる可能性があるでしょう。
今すぐできる!ドラム式洗濯機の電気代節約術5選

ドラム式洗濯機の電気代は、日々の工夫次第で節約できます。
ここからは、特別な機器を導入しなくても、簡単に実践できる電気代の節約方法を5つ紹介します。
今すぐ取り入れて、無理なく電気代を削減しましょう。
方法1:まとめ洗いで洗濯回数を減らす
洗濯物の量が少ないにもかかわらず毎日洗濯機を回せば、電気と水の無駄遣いにつながります。
洗濯物の量に合わせて、可能な限りまとめて洗うように心がけましょう。
なお、洗濯機の容量の7~8割程度を目安に洗濯物を溜めてから回すと、洗濯回数の削減につながり、効率よく洗濯できます。
ただし、洗濯物を詰め込みすぎると汚れ落ちが悪くなる可能性があることに注意が必要です。
方法2:乾燥フィルターをこまめに掃除する
乾燥フィルターは、乾燥機能を使うたびに掃除をおこなうことが理想的です。
乾燥フィルターにホコリが溜まると乾燥効率が低下し、余計な電気代がかかる原因になります。
取扱説明書を確認して、正しい方法でフィルターのホコリを取り除きましょう。
多くの場合、ティッシュペーパーやタオルで拭き取るのみで綺麗になります。
毎回の掃除は手間に感じるかもしれませんが、乾燥時間と電気代の節約につながるため、ぜひ習慣にしてください。
方法3:自然乾燥や浴室乾燥も上手に活用する
乾燥機能は非常に便利ですが、毎回使用する必要はありません。
外干しや部屋干しも有効な節約術です。
乾きやすいものは自然乾燥させたり、洗濯物の量が多ければ浴室乾燥機を活用したりするなど、状況に応じて使い分けることをおすすめします。
ただし、浴室乾燥機は機種により消費電力が異なるため、ドラム式洗濯機の乾燥機能と比較して安いほうを使用するとよいでしょう。
方法4:省エネコースやモードを選択する
多くのドラム式洗濯機には「省エネコース」や「お急ぎコース」、「エコモード」など、消費電力を抑えるためのコースやモードが搭載されています。
汚れが少ない場合や急がない場合には、省エネコースやエコモードを積極的に活用しましょう。
また、洗濯時間や乾燥時間を短縮したり、水温を低めに設定したりすると、電気代を効果的に節約できます。
洗濯機の取扱説明書を確認し、省エネ機能の有無をチェックしてみてください。
方法5:電気代が安い時間帯に運転する
契約中のプランが「時間帯別プラン」であれば、電気代が安い時間帯に洗濯機を稼働させましょう。
時間帯別プランは、1日の中で電気代が「安い時間帯」と「高い時間帯」に分かれています。
電気料金単価が安い時間帯に洗濯機を稼働させることで、電気代の削減につながります。
また、タイマー機能を活用して、電気代が安い時間帯に洗濯や乾燥が終わるようにセットすることもおすすめです。
契約中のプランを確認して、最もお得な時間帯を理解しておきましょう。
さらに節約!電力会社・プラン見直しで電気代がお得に

日々の節約術に加えて、根本的な電気代の見直し方法として、電力会社や料金プランの変更が挙げられます。
2016年の電力自由化以降、消費者はさまざまな電力会社やプランを自由に選べるようになりました。
電気の使用状況(時間帯、使用量など)に合わせて最適なプランを選ぶことで、年間を通じて大きな節約につながる可能性があります。
各社のプランを比較検討して、シミュレーションしてみることをおすすめします。
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電力会社の切り替えを検討する際に、選択肢の多さから迷う方も多いでしょう。
電気代を見直すなら、次の3つの新電力会社がおすすめです。
- お得電力
- 市場電力
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ここからは、それぞれの新電力会社の特徴や魅力について解説します。
お得電力:大手電力会社より安くなる可能性大
お得電力は、地域に根ざした料金プランと手厚いサービスを強みとしています。
また、電気の使用量やライフスタイルに合わせて選べる、多種多様なプランを提供していることが特徴です。
とくに注目すべき点は割安な料金設定で、地域の主要な電力会社よりもお得な水準に設定されています。
お得電力に切り替えることで、現在契約中のプランと同等の内容で電気料金を節約できる可能性があります。
電気料金プランの豊富さを重視する方や、大手電力会社からの変更を考えている方には、お得電力がおすすめです。
市場電力:市場価格に連動!賢く電気代を節約
市場電力は、電力市場の価格変動に連動した料金システムを採用している点が特徴です。
市場価格が低い時間帯に電気を多く使用すれば、電気料金を大きく抑えられる可能性があります。
電気料金の節約に関心が高い方や、電気の使い方を工夫できる方には、市場電力がおすすめです。
なお、市場電力への切り替え手続きはスマートフォンから最短5分で完了するため、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
のむシリカ電力:健康も意識した新しい選択肢
のむシリカ電力は、霧島天然水「のむシリカ」との連携をおこなう新電力サービスです。
地域ごとの電力消費パターンに対応した料金プランを用意しており、大手電力会社よりも割安な料金設定を目標としています。
また、契約時に500ml入りの水24本が1箱プレゼントされ、更新時にも電気料金に応じた量の水がプレゼントされます。
電気代の節約を目指しながら健康も維持できるのむシリカ電力は、ユニークで魅力的な選択肢といえるでしょう。
ドラム式洗濯機の電気代|よくある質問

最後に、ドラム式洗濯機の電気代に関するよくある質問を3つ紹介します。
ドラム式洗濯機の電気代に関して疑問がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q. ドラム式洗濯機の1回あたりの電気代はいくら?
ドラム式洗濯機の1回あたりの電気代は、次のとおりです。
洗濯のみの場合
想定消費電力 | 1回あたりの電気代 | |
---|---|---|
ドラム式洗濯機 (ヒーター式) | 185W | 約5.7円 |
ドラム式洗濯機 (ヒートポンプ式) | 195W | 約6円 |
※電気料金単価は31円/kWhで計算
乾燥のみの場合
想定消費電力 | 1回あたりの電気代 | |
---|---|---|
ドラム式洗濯機 (ヒーター式) | 1,135W | 約35円 |
ドラム式洗濯機 (ヒートポンプ式) | 1,050W | 約32円 |
※電気料金単価は31円/kWhで計算
洗濯のみの場合は、ヒーター式で1回あたり約5.7円、ヒートポンプ式では1回あたり約6円と、ヒーター式のほうが安いことがわかりました。
一方、乾燥機能使用時の電気代は、ヒーター式で1回あたり約35円、ヒートポンプ式では1回あたり約32円です。
ヒートポンプ式のドラム式洗濯機は省エネ性に優れており、消費電力が少ないことから、乾燥にかかる電気代が少ない傾向にあります。
Q. ドラム式洗濯機の水道代は高いって本当?
一般的に、ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも使用する水の量が少ない傾向にあります。
ドラム式洗濯機は少ない水で衣類をたたき洗いをするため、節水効果が高いことが特徴です。
一方の縦型洗濯機は、大量の水で衣類をもみ洗いする必要があり、ドラム式よりも水道代が高くなりがちです。
そのため、水道代はドラム式洗濯機のほうが安くなる可能性が高いといえるでしょう。
Q. コインランドリーの乾燥機とどっちが安い?
コインランドリーとドラム式洗濯機の乾燥にかかる費用は次のとおりです。
乾燥方法 | 1回あたりの費用 | 1か月(30日)あたりの費用 |
---|---|---|
コインランドリー | 約300~500円 | 約4,500~7,500円 |
ドラム式洗濯機 (ヒーター式) | 約35円 | 約1,055円 |
ドラム式洗濯機 (ヒートポンプ式) | 約32円 | 約976円 |
※電気料金単価は31円/kWhで計算
コインランドリーの乾燥機は、10分100円程度が相場です。30~50分利用すると、1回あたりの費用は約300~500円です。
一方、ドラム式洗濯機は、ヒーター式で1回あたり約35円、ヒートポンプ式では約32円のため、ドラム式洗濯機のほうが乾燥にかかる費用は安く済むでしょう。
まとめ:ドラム式洗濯機の電気代を把握して賢く節約しよう

本記事では、ドラム式洗濯機における1か月あたりの電気代の目安を紹介しました。
ドラム式洗濯機の電気代は、乾燥方式や使用頻度、使い方により大きく変動します。
ヒートポンプ式のほうが電気代は安い傾向にありますが、フィルター掃除やまとめ洗い、省エネコースの活用など、日々の工夫でさらに節約が可能です。
また、ライフスタイルに適した電力会社やプランに見直すことも、電気代削減の有効な手段となります。
なお、電力会社の切り替えを検討している方や、少しでも毎月の電気代を抑えたいと考えている方には、本記事で紹介した3つの新電力会社がおすすめです。
電力会社やプランを見直し、ドラム式洗濯機の使い方を工夫しながら、賢く節約に取り組んでみてください。