引っ越しや電力会社の切り替えに伴い、四国電力の解約が必要になったものの、手続きの方法がよくわからなかったり、いつまでに連絡すればよいか迷ったりする方もいるでしょう。
電気の解約は日常生活に関わる重要な手続きのため、ミスなくスムーズに完了するのがベストです。
四国電力の解約手続きは、電話あるいはインターネットで簡単に完結できます。
本記事では、電話とネットそれぞれの具体的な手続き手順、必要な準備物、注意すべきタイミングまでをわかりやすく解説します。
【結論】四国電力の解約は電話かネットで完結!状況別の最適な方法

四国電力の解約手続きは、引っ越しや電力会社の切り替えなど、状況によって方法が異なります。
手続きは主に電話かインターネットでおこない、自身の状況にあわせて選へます。
電話での手続きは、オペレーターと直接話しながら進められるため安心感を求める方におすすめです。
一方、インターネットでの手続きは24時間いつでも自身のペースで進められる手軽さが魅力といえるでしょう。
ここでは、まず手続きの基本的な手順と、スムーズに進めるための準備について解説します。
引っ越しと電力会社切り替えで手続きが異なる
四国電力の解約が必要になるケースは主に「引っ越し」と「他の電力会社への切り替え」の2つですが、それぞれ手続きの流れが異なります。
引っ越しで現在の住まいの電気を止める場合は、自身で四国電力へ解約の連絡をする必要があります。
一方、他の電力会社へ切り替えるだけであれば、原則として新しい電力会社が四国電力との解約手続きを代行します。そのため、利用者自身での解約連絡は不要です。
本記事では、自身での手続きが必要となる、引っ越しに伴う解約方法を中心に詳しく解説をします。
電話での解約はこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- 手続きの内容に不安がある
- パソコンやスマートフォンの操作が苦手
- オペレーターに直接質問して間違いなく進めたい
電話での手続きは、担当のオペレーターと直接会話をしながら進められる点が最大のメリットです。
手続きの方法に少しでも不安がある方や、Webサイトでの入力作業が苦手だと感じる方は、電話を選ぶとよいでしょう。
疑問点をその場で質問し、解消しながら確実に手続きを完了させたいと考える方には、電話での解約が適していると考えられます。
安心して手続きを終えたい気持ちに応える方法です。
ネットでの解約はこんな方におすすめ
こんな方におすすめ
- 平日の日中に電話をする時間がない
- 自身の都合のよいタイミングで手続きしたい
- 人と話さず黙々と作業を進める方が楽
インターネットでの手続きは、24時間いつでもパソコンやスマートフォンから申し込める点が大きな魅力です。
仕事などで日中に電話対応が難しい方や、カスタマーセンターの受付時間を気にせずに手続きをしたい方には最適といえます。
また、電話での会話が少し面倒だと感じる方や、Webフォームへ自身のペースで入力を進めたい方にも向いています。
時間や場所を選ばずに手続きが完了できる便利な方法です。
事前に準備するとスムーズなもの一覧
準備しておくとよいもの
- 検針票(電気ご使用量のお知らせ)
- お客様番号(13桁)
- ご契約番号(10桁)
- 契約者名義
- 日中の連絡先
- 引っ越し先の新住所(請求書送付先)
- 解約を希望する日時
四国電力の解約手続きをスムーズに進めるためには、事前の準備が大切になります。
とくに「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」を手元に用意しておくと、手続きに必要な「お客様番号」をすぐに確認できるため非常に便利です。
これらの情報に加えて、契約者自身の氏名や連絡先、現住所と引っ越し先の住所、そして電気の最終利用日時をあらかじめ整理しておきましょう。
事前に必要な情報を揃えておくだけで、電話やネットでの手続きが格段にスムーズになります。
【電話で解約】四国電力カスタマーセンターへの連絡手順と準備物

電話で四国電力の解約手続きをおこなう場合、事前に問い合わせ先の電話番号や受付時間を確認することが重要です。
また、電話をかける前に必要な情報を手元に準備することで、オペレーターとのやり取りがスムーズに進みます。
ここでは、具体的な電話番号から、会話の流れ、そして電話が繋がりにくい場合の対処法まで、電話で解約手続きを完結させるためのポイントを詳しく解説します。
四国電力の問い合わせ先電話番号と受付時間
四国電力の解約に関する問い合わせは、次のカスタマーセンターで受け付けています。
お問い合わせ先
- 電話番号:お住まいの住所の管轄営業所
- 受付時間:平日 9:00〜17:00(土日祝、年末年始の12月29日〜1月3日を除く)
電気の使用開始や廃止、契約に関する一般的な問い合わせ窓口となります。
なお、引っ越しシーズンである3月や4月、また週明けの月曜日の午前中などは、電話が混み合い繋がりにくくなる可能性があります。
もし電話が繋がりにくい場合は、比較的空いているとされる平日の午後を狙うか、24時間受付のインターネット手続きに切り替えることをおすすめします。
電話の前に「検針票」を準備する
電話をかける前には、手元に「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」を準備しておくこととよいでしょう。
オペレーターとの本人確認や契約内容の照会の際に、「お客様番号」などの情報が必要です。
番号は検針票に明記されているため、見ながら話すことでスムーズに手続きが進みます。
もし検針票が見当たらない場合は、四国電力の会員向けWebサービス「よんでんコンシェルジュ」に登録していれば、サイト上で契約情報を確認も可能です。
事前にこれらの情報を確認しておくだけで、電話口であわてることなく、落ち着いて手続きを完了できるでしょう。
オペレーターとの会話
電話をかける際の、実際のオペレーターとのやり取りの流れをイメージしておくと、より安心して手続きに臨めます。
一般的な会話の流れは次のようになります。
会話の流れ
- 契約者本人であるかの確認(氏名、住所、お客様番号など)
- 「引っ越しのため解約したい」旨を伝える
- 電気の最終利用日時と引っ越し先の住所を伝える
- 最終月の電気料金の精算方法を確認する
まず、契約者名義や住所、お客様番号などの本人確認後、解約の理由と電気の最終利用日時、引っ越し先の住所を伝えます。
そして、最終月の電気料金の支払い方法を確認して手続きは完了です。
【ネットで解約】24時間OK!Web手続きの具体的な流れ

四国電力の解約は、インターネットを利用して24時間いつでも手続きが可能です。
日中忙しい方や、自身のペースで申し込みを進めたい方には非常に便利な方法といえます。
公式サイトの専用ページから、画面の指示に従い情報を入力していくだけで、簡単に手続きを完了できます。
ここでは、Webサイトでの具体的な手続きの流れをステップごとにわかりやすく解説します。
公式サイトの「お引越しのお手続き」ページにアクセス
インターネットで解約手続きをおこなうには、まず四国電力の公式サイトへアクセスします。
トップページにある「個人のお客さま」メニューの中から、「引越し手続きをしたい」の項目を探して選択してください。
電気の使用開始と廃止(解約)の申し込みの手続きページへ進みます。
四国電力の会員サービス「よんでんコンシェルジュ」のIDをお持ちの方はログインして手続きを進めることで、一部の入力が省略できて便利です。
IDがない方でも、そのまま手続きを進められます。
申し込みフォームの具体的な入力項目
解約手続きのWebフォームでは、画面の案内に従い必要な情報を入力します。主な入力項目は次のとおりです。
主な入力項目
- お客様番号
- 契約者名義(氏名)
- 現住所(電気を解約する場所)
- 連絡先の電話番号、メールアドレス
- 電気の最終利用日時
- 引っ越し先の新住所
- 最終料金の支払い方法
住所の入力ミスなどもトラブルの原因となるため、検針票を見ながら、間違いのないように正確に入力しましょう。
申し込み完了から手続き完了までの流れ
Webフォームですべての情報を入力し、送信ボタンを押すと、登録したメールアドレスに「申し込み受付完了」のメールが自動で届きますが、まだ手続きは完了していません。
その後、四国電力側で内容の確認作業がおこなわれ、正式に手続きが完了すると、あらためて「手続き完了のお知らせ」といった内容のメールが送られてきます。
申し込みから数日後、完了の連絡がない場合は、カスタマーセンターに電話で確認してみると安心です。
申し込み内容に関して、担当者より電話やメールで連絡が来ることがあります。
四国電力の解約前に確認必須!解約金や手続きのタイミング

四国電力の解約手続きを進める前に、いくつか確認しておきたい大切なポイントがあります。
とくに、解約金の有無や、いつまでに手続きをすればよいのかなどは、無駄な出費やトラブルを避けるために重要です。
多くの方が気になる解約金の問題や、最適な手続きの時期、そして住まいの設備に関する注意点を解説します。
基本的に解約金は発生しないが一部プランは注意
四国電力の解約にあたり、一般的な電気料金プランである「従量電灯A」などを契約している場合は、解約時に解約金や違約金は発生しません。
そのため、多くの方は費用を気にせず解約手続きを進められるでしょう。
ただし、原則として使用開始1年を満たさず、ほかの種別への変更はできないとしています。また、1年を満たさず解約などをした場合は、解約金が発生する可能性があります。
一部の特別な料金プランや、他のサービスとのセット割引などを契約している場合は、契約期間や条件により解約金が発生する可能性があるため、事前に確認が必要です。
自身の契約内容を「よんでんコンシェルジュ」や契約時の書類で一度確認しておくと、より安心して手続きを進められるでしょう。
解約手続きは「1か月前〜遅くとも2、3営業日前」が目安
四国電力の解約手続きは、引っ越しの日程が決定次第、なるべく早めに手続きを済ませておくと安心です。
手続きの期限については、一般的には希望日の2、3営業日前までには連絡しましょう。
希望日が2営業日以内の場合、近くの四国電力の営業所へ電話にて申し込みをしてください。
土日祝日や年末年始を挟む場合は、電力会社も休みになるため、余裕を持った日程で申し込むことが重要です。
直前の連絡だと希望日に解約できない可能性もあるため、計画的な手続きを心がけましょう。
スマートメーターでない場合は立ち会いが必要なことも
現在、多くの家庭では電気の使用量を自動で検針できる「スマートメーター」の新しい電力メーターが設置されています。
スマートメーターが設置されていれば、電気の解約にあたり作業員の訪問や利用者の立ち会いは原則として不要です。
しかし、住まいが古い建物などの理由で旧式の円盤が回るタイプのメーターの場合、作業員が現地でメーターの確認作業をおこなう必要があり、その際に立ち会いを求められるケースがあります。
自身のメーターがどちらのタイプかわからない場合は、事前に四国電力に確認しておくと、当日の流れをスムーズに把握できるでしょう。
【解約は乗り換えの好機】電気代を賢く節約する電力会社の選び方

四国電力の解約は、実は毎月の電気代を見直す絶好のチャンスです。
2016年の電力自由化以降、私たちは自身のライフスタイルにあった電力会社を自由に選択できるようになりました。
ここでは、電力会社選びで失敗しないための基本的な考え方と、賢い選択のポイントを解説します。
電力会社の見直しで年間数万円の節約も可能
現在、四国電力を利用している方が他の電力会社に切り替えることで、年間の電気代を大きく節約できる可能性があります。
新電力と呼ばれる新しい電力会社は、それぞれが独自の料金プランやサービスを提供しており、現在の使い方を変えずに電気代だけを安くできるケースも少なくありません。
たとえば、4人家族の標準的な家庭であれば、電力会社を乗り換えるだけで年間に数万円単位の節約に繋がることもあります。
引っ越しや解約のタイミングは、面倒に感じて後回しにしがちな電力会社の見直しをおこなう、またとない機会といえるでしょう。
注意!料金プランが複雑でわかりにくい新電力もある
電気代の節約は魅力的ですが、低価格の基準だけで新電力を選ぶと、思わぬ落とし穴にはまる可能性もあるため注意が必要です。
新電力の中には、電気の市場価格に料金が連動するプランや、適用条件が複雑な割引を提供している会社もあります。
電気を使う時間帯やライフスタイルの変化によっては、電気代が高くなるリスクも抱えています。
とくに、電気に関する知識にあまり自信がない方が複雑な料金プランを選ぶと、意図せず損する可能性もあるため注意しましょう。
安さだけでなく、料金体系のわかりやすさも重要な選択基準です。
【結論】今の安心感はそのままに料金だけ安くなる!
電力会社選びで後悔しないためには、何を重視するかが大切です。
最も理想的なのは、電気の品質やこれまでの使い勝手は変えずに、毎月の請求額だけが安くなるシンプルな形でしょう。
今の安心感を保ったまま、純粋な価格メリットだけを享受できる電力会社を選ぶことが、最も確実で賢い選択といえます。
ここでは、「安心・簡単・お得」を実現する、四国電力エリアの方にぴったりのサービスを紹介します。
【四国電力エリアの方へ】四国お得電力なら今のプランのまま電気代が安くなる
四国電力からの解約や切り替えを検討している方に、ぜひおすすめしたいのは「四国お得電力」です。
四国お得電力は、現在の電気の品質や安心感はそのままに、電気料金だけをシンプルにお得にできる新しい選択肢です。
ここでは、四国お得電力の魅力と、面倒な手続きなしで賢く節約をはじめられる簡単なステップについて、具体的に紹介します。
今の電気の品質はそのまま!料金だけがお得になるシンプルな仕組み
電力会社を切り替えると、停電が増えたり電気が不安定になったりしないか不安に感じる方もいるでしょう。
四国お得電力は、これまでと同じ四国電力の送配電網を通じて電気をお届けするため、電気の品質や安定性、停電時の対応などは今までと変わりません。
変わるのは、料金設定のみです。四国お得電力は、大手電力会社に比べて事業運営にかかるコストを抑えることで、現在の電気料金プランよりも安い価格での提供を実現しています。
切り替えのみで、今の安心感はそのままに電気代の節約がはじめられます。
申し込みはスマホで完結!面倒な手続きは一切不要
手続きが面倒そうと感じる方もいるでしょう。四国お得電力への申し込みは、スマートフォンやパソコンから最短5分で完了します。
公式サイトのフォームに検針票の情報などを入力するのみで、あとは待つだけです。
もちろん、現在契約している四国電力への解約連絡は一切不要で、四国お得電力がすべて代行します。
さらに、切り替えにあたって特別な工事や、自身の住まいへの訪問、立ち会いなども原則必要ありません。
今の暮らしのリズムを変えることなく、いつの間にか電気代だけが安くなる、ストレスフリーな切り替えを実現できるのは、四国お得電力の大きな魅力です。
四国電力の解約に関するQ&A

四国電力の解約に関して、多くの方が抱きやすい疑問や、よくある質問についてQ&A形式で解説します。
手続きを進める上での不安や疑問点を解消するために、ぜひ参考にしてください。
「解約」「停止」「廃止」の違いは?
「解約」「停止」「廃止」は似ていますが、意味が異なります。
用語の違い
- 解約:引っ越しや電力会社の乗り換えの際に電気の契約そのものを終了させること
- 停止:海外出張や長期入院など長期間家を空ける際に一時的に電気の供給を止めてもらうこと
- 廃止:家の建て替えや解体などで建物への電気の引き込み線自体を撤去させること
一般的に、引っ越しや乗り換えの際に使う言葉は「解約」です。自身の状況がいずれかにあてはまるのかを確認し、正しく伝えることが大切になります。
なお、一時的な利用停止を希望の場合は、カスタマーセンターへ相談してください。
お客様番号の確認方法は?
お客様番号がわからない場合は、いくつかの方法で確認が可能です。
確認方法
方法 | 内容 |
---|---|
検針票を見る | 毎月届く検針票に記載 |
Webで確認(よんでん) | 「よんでんコンシェルジュ」へログインし確認 |
電話で確認 | カスタマーセンターへ連絡し本人確認後に確認可 |
電気の解約と「よんでんコンシェルジュ」の退会は別?
電気の契約を解約しても、Web会員サービス「よんでんコンシェルジュ」の会員登録は自動的には解除されません。
そのため、サイトの利用も不要になる場合は、別途自身で退会手続きをおこなう必要があります。
過去の電気料金などを確認する必要がなければ、電気の解約とあわせて退会手続きを進めるとよいでしょう。
退会手続きは「よんでんコンシェルジュ」のサイト内のトップページの下部からおこなえます。
オール電化住宅の解約と切り替えはできる?
オール電化住宅に住んでいる場合でも、四国電力の解約や他の電力会社への切り替えは可能です。
手続きの基本的な流れは、通常の住宅と変わりありません。
ただし、オール電化住宅は「時間帯別電灯契約(でんかeプランなど)」といった、夜間の電気料金が安くなる特殊な料金プランを契約していることが一般的です。
そのため、切り替え先の新電力が、そのオール電化プランに対応しているかの事前確認は大切です。
対応していない電力会社に切り替えると、電気代が高くなる可能性があるため注意しましょう。
最終料金の支払い方法は?
解約した月の最終的な電気料金の支払い方法は、これまでの支払い方法がそのまま適用されます。
たとえば、これまで口座振替で支払いをしていた方は最後の料金も同じ口座から引き落とされ、クレジットカード払いを設定していた方は同じカードで決済されます。
もし引っ越し後に請求書での支払いを希望する場合は、解約手続きの際にオペレーターへ伝えましょう。
Webフォームでの申し込みの場合、基本的には現在の支払い方法が適用され、何らかの理由で引き落としができない場合は、新住所へ請求書が送付されます。
とくに支払い方法の希望がなければ、これまでの方法で自動的に精算されると覚えておくとよいでしょう。
【まとめ】四国電力の解約は簡単!手続き後は電気代の見直しを

本記事では、四国電力の解約手続きについて、電話とネットそれぞれの具体的な方法や注意点を解説しました。
四国電力の解約は、ポイントを押さえれば決して難しい手続きではありません。
自身の状況にあわせて電話かネットを選び、事前に検針票などを準備することで、スムーズに手続きが完了できます。
解約は電気代を見直す絶好の機会です。とくに「四国お得電力」であれば、今の電気の品質や安心感はそのままに、毎月の料金だけを賢く節約できる可能性があります。
解約手続きを機に、より自身のライフスタイルにあった電力会社への切り替えを検討してみてください。
<参考>
お得電力