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ENEOSでんきから東京電力に戻す方法は?後悔しない?乗り換えの注意点や手順を解説

ENEOSでんきは、ガソリンスタンドでおなじみのブランドが提供する新電力サービスです。

しかし、最近の電気代高騰を受け、「ENEOSでんきを使い続けることが本当にお得なのか」「使い慣れた東京電力に戻した方が安心できるのではないか」と考える方も多いでしょう。

結論として、ENEOSでんきから東京電力に戻す手続きは簡単ですが、必ずしも最善の選択とは限りません。

本記事では、ENEOSでんきからの乗り換え手順や注意点のほか、本当に自身の家庭にあった電力会社を見つけるための新しい選び方を解説します。

電気代の高騰に悩む方や、電力会社の選び方がわからない方は、今後の参考にしてみてください。

お得電力
お得電力の特徴
  • 大手電力会社のほぼ全てのプランに対応!面倒なプラン選びの必要なし
  • Webで申し込みOK!面倒な手続きもなし!
目次

【結論】ENEOSでんきから東京電力に戻す手続きは簡単

ENEOSでんきから東京電力に戻したいものの、手続きが面倒だと感じている方もいるでしょう。

実は、電力会社の切り替えは簡単におこなえます。

ここでは、ENEOSでんきから東京電力への乗り換えに関する基本的なポイントを解説します。

ENEOSでんきから乗り換える際の手順

切り替え手続きの簡単な流れ

1
新しい電力会社へ
Webで申し込み
2
スマートメーター交換
(未設置の場合のみ)
3
利用開始の
お知らせメールが届く

ENEOSでんきから東京電力へ乗り換える場合、自身でENEOSでんきへ解約の連絡をする必要はありません。

新しい電力会社への申し込み手続きをすると、現在の契約の解約手続きは新しい電力会社が代行します。

つまり、新しく契約したい電力会社に申し込むのみで、乗り換え手続きは完了です。

手軽に手続きできる点が、電力会社を乗り換える際の大きなメリットといえるでしょう。

解約時の違約金や手数料の有無

ENEOSでんきの標準的な料金プランでは、基本的に解約金は発生しません。

そのため、自身のタイミングで自由に電力会社を見直すことが可能です。

しかし、継続利用を前提とした「にねん とく2割」に加入している場合、更新月以外に解約すると1,100円(税込)の解約料がかかります。

「にねん とく2割」に加入している方は、適用開始から23か月目および24か月目の更新月に解約手続きをしましょう。

参照元:よくあるご質問 – ENEOSでんき

電力供給が止まらない仕組み

「電力会社を切り替えている間に、一時的に電気が使えなくなるのでは」と不安になる方もいるかもしれませんが、心配は不要です。

契約する電力会社が変わっても、実際に各家庭へ電気を送るための電線や設備である送配電網は、これまでどおり地域の大手電力会社が管理しています。

どの会社と契約しても電気は同じ電線を通って届けられるため、切り替えによって電気が止まることはありません。

なお、申し込みから実際に電力が切り替わるまでの期間は、スマートメーターの設置状況や申し込み状況などによりますが、一般的に2週間から1か月半程度が目安です。

切り替え手続きに必要なもの

電力会社の切り替え申し込みをスムーズに進めるためには、現在契約中の電力会社が発行する「検針票」を手元に用意しておくと便利です。

とくに、申し込み時には「お客様番号」と「供給地点番号」の2点が必要となります。

どちらも検針票に記載されているため、手元に用意してすぐに確認できるようにしましょう。

もし検針票が見当たらない場合は、契約中の電力会社のカスタマーセンターへ問い合わせることで確認できます。

なぜENEOSでんきから乗り換えを検討する方が増えているのか?

ENEOSでんきから東京電力への乗り換えを検討する方が増えている背景として、電気料金の高さや、新電力全体を取り巻く状況の変化などがあります。

ここでは、ENEOSでんきの電気料金が「高い」と言われる理由や、「東京電力に戻したい」と考える心理について解説します。

ENEOSでんきの電気料金が「高い」と言われる理由

ENEOSでんきの電気料金が高いと言われる主な原因の一つは、燃料費調整額です。

燃料費調整額とは、発電に必要な天然ガスや石炭などの燃料価格の変動を、電気料金に反映させるための金額を指します。

ENEOSでんきをはじめとする多くの新電力では、燃料費調整額に上限が設けられていません。

そのため、燃料価格が世界的に高騰すると、変動分が直接電気代に上乗せされ、料金が高いと感じる要因となります。

なお、大手電力会社が提供する従量電灯プランでは、基本的に燃料費調整額に上限が設定されてるため、際限なく料金が高騰する心配はありません。

多くの方が「東京電力に戻す」と考える心理

新電力の料金が高くなったと感じたとき、多くの方は、もともと契約していた東京電力のような大手電力会社に戻す選択肢を思い浮かべるでしょう。

背景として、新電力の料金体系への不信感や、一部の新電力会社の事業撤退といったニュースが影響していると考えられます。

実際に、2024年9月末時点では734社の新電力会社が経済産業大臣の登録を受けていますが、同時点で累計123社が事業廃止や法人の解散などの手続きをおこなっています。

また、2016年の電力自由化以降、非常に多くの電力会社が登場したことで、「どの会社を選べばよいかわからない」「選ぶことに疲れた」と感じる方も少なくありません。

そのため、最も馴染みがあり、倒産のリスクが低いイメージのある大手電力会社へ戻りたいと考えるのは、自然な心理といえるでしょう。

参照元:電力小売全面自由化の進捗状況について – 経済産業省

【ENEOSでんきの体験談】実際の利用者の評判や口コミ

実際に、SNSではENEOSでんきの料金に関するさまざまな声が見られます。

とくに多く見られたのが、燃料費調整額に関する声です。

ENEOSでんきは燃料費調整額に上限設定がないため、燃料費が高騰すると電気料金も際限なく高騰する可能性があります。

一方で、東京電力が提供する従量電灯プランは上限設定があるため、燃料費が大きく高騰した際も電気料金が高くなりすぎることはありません。

東京電力の料金プランの方が、不安感が少ないと感じるユーザーが多いといえるでしょう。

【要注意】東京電力に戻しても電気代が安くなるとは限らない

注意点として、ENEOSでんきから東京電力に戻しても、必ず電気代が安くなるとは限りません。

なぜなら、東京電力も一部のプランで燃料費調整額の上限を撤廃しており、料金プランによってはENEOSでんきよりも料金が高くなる可能性があるためです。

ここからは、東京電力に戻すことへの注意点を解説します。

東京電力も一部で燃料費調整額の上限を撤廃している

東京電力をはじめとする大手電力会社の従量電灯プランでは、燃料費調整額に上限設定があります。

しかし、電力自由化以降に誕生した新たな料金プランでは、基本的に燃料費調整額の上限が撤廃されているため注意が必要です。

そのため、東京電力に戻せば燃料費調整額の心配が一切なくなるわけではありません。

燃料費調整額が高騰する不安を解消したい方は、従量電灯プランを選びましょう。

参照元:燃料費調整制度とは – 東京電力エナジーパートナー

料金プランによってはENEOSでんきより高くなるケースあり

東京電力の最も標準的なプランである「従量電灯B」と、ENEOSでんきの「Vプラン」を比較した場合、家庭の電気の使用量によっては、必ずしも東京電力が安くなるとは限りません。

【要注意】料金比較シミュレーション(目安)

電気の使用量が少ない場合、必ずしも東京電力が安くなるとは限りません。

契約内容 ENEOSでんき (Vプラン) 東京電力 (従量電灯B)
30A契約
250kWh/月 使用
約7,500円 約7,600円

※上記は特定の燃料費調整額を想定したシミュレーションの一例であり、実際の料金を保証するものではありません。

それぞれの電力量料金の単価の違いは、次のとおりです。

東京電力最初の120kWhまで:29.80円
120kWhをこえ300kWhまで:36.40円
上記超過:40.49円
ENEOSでんき最初の120kWhまで:29.80円
120kWhをこえ300kWhまで:34.85円
300kWhをこえる:36.90円

120kWhまでの料金単価は同じですが、120kWhを超えると東京電力の単価は高くなるため、電気を使えば使うほどENEOSでんきの方が安くなる可能性があります。

また、過去に東京電力の従量電灯プランは値上げが実施されており、必ずしも戻したからといって料金が安くなるわけではない点に注意しましょう。

単純に大手電力だから安いと判断するのではなく、自身の毎月の電気使用量と料金単価をもとに、冷静に比較検討することが大切です。

参照元:従量電灯B・C – 東京電力エナジーパートナー
参照元:Vプラン – ENEOSでんき
参照元:規制料金値上げの認可等について – 東京電力エナジーパートナー

結局「どの会社がよいか」はライフスタイルで変わる

これまでの解説からもわかるように、東京電力に戻す選択が、すべての方にとっての最適解とは限りません。

たとえば、日中に在宅している時間が長く電気を多く使う家庭と、日中は外出しており夜間に電気の使用が集中する家庭とでは、最適な料金プランは異なります。

自身の家族構成や在宅時間、電気の使い方といったライフスタイルを考慮し、最適な電力会社や料金プランを選ぶことが、電気代を賢く節約するうえで最も重要といえるでしょう。

【解決策】本当に電気代を安くするための電力会社選び3つの新基準

東京電力に戻すだけでは不十分となると、どうすればよいか悩む方も多いかもしれません。

複雑に思える電力会社選びですが、次の3つの新しい基準を持つことで、自身にあった電力会社が見つけやすくなります。

  • 料金体系がシンプルでわかりやすいか
  • 大手電力の料金プランと比較して安いか
  • 運営会社の信頼性や実績は十分か

それぞれの基準を詳しく解説します。

基準1:料金体系がシンプルでわかりやすいか

電力会社を選ぶ際、まず確認したいのが料金体系のわかりやすさです。

料金プランのタイプ別比較

固定単価プラン 市場連動型プラン
メリット 料金が安定
家計管理がしやすい
市場が安い時に
電気代が大幅に安くなる
デメリット 市場が安い時の
恩恵を受けにくい
市場が高い時に
電気代が高騰するリスク

複雑なオプションや、料金単価が常に変動する「市場連動型」プランは、電気代の見通しが立てにくく、気づかないうちに高額になっているリスクもあります。

安心して長く利用するためには、「基本料金」と使用した分だけ支払う「電力量料金」が明確にわかりやすく設定されている、シンプルな固定単価のプランがおすすめです。

料金体系がわかりやすいことは、納得して電気代を支払うための第一歩といえるでしょう。

基準2:大手電力の料金プランと比較して安いか

乗り換えを検討するうえで、失敗しないための最も重要なコツは、「戻りたいと考える大手電力会社よりも、確実に料金が安いか」で判断することです。

たとえば、関東エリアであれば東京電力の標準的な料金プランを基準として、より明確に安く設定されている新電力のプランを選ぶことが、後悔しないための賢い選択方法といえます。

一見料金単価が安いように見えても、燃料費調整額に上限がなく料金が高くなりやすい場合もあるため、基本料金や電力量料金のほかに、直近の燃料費調整額の変動幅も確認しておくことがおすすめです。

基準3:運営会社の信頼性や実績は十分か

電気は、私たちの生活に欠かせない重要なインフラです。

そのため、料金の安さのみならず、サービスを安定して供給できる運営会社の信頼性も非常に重要なポイントです。

会社の創業年数や資本金は十分か、また電力事業以外にも安定した事業を展開しているかといった点は、会社の経営体力や信頼性を測るための一つの指標となります。

万が一の倒産や事業撤退などのリスクを避けるためにも、運営会社の実績を事前に確認しておくと安心です。

【結論】3つの基準を満たす「お得電力」がおすすめ

お得電力
おすすめな方
  • 大手電力会社から乗り換えを検討中の方
  • 電気料金の節約をしたい方
  • 切り替え手続きが面倒な方

電気代シミュレーション

現在の電気料金
月額 約7,423 円
条件(例):東京電力 従量電灯B 30A
月間平均電気使用量 200kWh

お得電力に切り替えると…
年間の電気代:2,665円お得!
5年間の電気代:13,324円お得!
※消費税込み
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません

ここまで解説してきた「本当に電気代を安くするための3つの新基準」を踏まえると、一つの答えが見えてきます。

もし、ENEOSでんきからの乗り換え先として安心感とわかりやすい安さを両立したいなら、「お得電力」がおすすめです。

お得電力をおすすめする理由は、次の3つです。

  • 大手電力会社と同等の内容で安くなる可能性がある
  • 運営会社の創業年数が長く信頼性がある
  • 最短5分程度で申し込みが完了する

それぞれの理由を詳しく解説します。

理由1:大手電力会社と同等の内容で安くなる可能性がある

お得電力の最大の魅力は、料金体系のシンプルさにあります。

お得電力のシンプルな魅力

東京電力プラン (使い慣れた安心感)
お得電力プラン (内容はそのまま) 料金だけ安くなる!

料金体系は「基本料金+電力量料金」のシンプルな仕組みで、各大手電力会社のプランと同等のサービス内容で電気を供給しています。

たとえば、東京電力エリアでは従量電灯BやスタンダードS、スマートライフSなどの幅広いプランに対応する独自のプランを用意しており、基本料金や電力量料金が毎月約3%お得になる点が大きな魅力です。

【お得電力】東京電力との年間削減額目安

世帯人数 月間平均使用量(目安) 東京電力との年間料金差(約)
1人暮らし 200kWh 2,665円お得
2〜3人家族 350kWh 4,811円お得
4人家族 600kWh 8,553円お得

複雑なオプションや条件は一切なく、大手電力会社と同等のサービス内容で電気料金の節約が期待できます。

「プラン内容が変わるのは不安だが、電気代は節約したい」と考える方に最適なサービスといえるでしょう。

理由2:運営会社の創業年数が長く信頼性がある

お得電力は、「株式会社Qvou」が運営する電力サービスです。

同社は2025年時点で創業40年を迎え、長い歴史と実績を持っている点が特徴です。

さらに、太陽光発電事業や霧島天然水「のむシリカ」の通信販売、サロン事業などもおこなっており、多角的に安定した経営を続けています。

揺るぎない経営基盤が、お得電力のサービスを安心して利用できる、大きな信頼につながるといえるでしょう。

参照元:株式会社Qvou

理由3:最短5分程度で申し込みが完了する

お得電力の申し込みは、次の3ステップで最短5分程度で完了します。

  • 申し込みフォームの入力
  • 手続き完了のメールを確認
  • 利用開始

手元に現在契約している電力会社の検針票を用意しておけば、スムーズに申し込みが可能です。

切り替えに関する電気工事や電気機器の交換などは一切不要で、契約中の電力会社への解約手続きもお得電力が代行します。

基本的には面倒な切り替え手続きが一切ないため、手軽に申し込める点がメリットです。

ENEOSでんきから東京電力に戻す際のよくある質問

ここまで、ENEOSでんきから東京電力へ戻す方法を解説してきましたが、まだ細かい疑問や不安が残っている方もいるでしょう。

ここでは、電力会社の乗り換えに関してよく寄せられる質問に回答します。

関西電力やそのほかのエリアでも大手電力会社に戻せますか?

東京電力に限らず、基本的にはどのエリアでもENEOSでんきから各大手電力会社に戻せます。

関西電力や中部電力、九州電力などの大手電力会社と契約している方も、ENEOSでんきから乗り換えたい場合は最適なタイミングで手続きをおこないましょう。

なお、お得電力は各大手電力会社における基本料金や電力量料金が、毎月約3%お得になるように設定されています。

基本的には全国のエリアに対応しているため、大手電力会社に戻す前に、節約できる可能性があるお得電力を検討してみてください。

オール電化プランを契約中でも乗り換えできますか?

ENEOSでんきのオール電化プランを契約中の場合でも、東京電力を含む他社に乗り換えが可能です。

しかし、乗り換え前に契約予定の電力会社にオール電化プランがあるかを必ず確認しましょう。

オール電化向けの料金プランは、基本的に夜間の電気料金が割安に設定されている特殊な料金体系なため、一般的な料金プランに切り替えると、かえって料金が高くなる可能性があります。

そのため、オール電化プランを提供する「東京電力」や「お得電力」のような電力会社を検討するとよいでしょう。

賃貸住宅でも電力会社の切り替えは可能ですか?

賃貸マンションやアパートの場合でも、原則として自由に電力会社の切り替えが可能です。

しかし、建物全体で電気を一括契約している「高圧一括受電」の方式を採用していたり、電気の契約者が大家や管理会社の場合は、個人で電力会社を選ぶことはできません。

不安な場合は、まずは大家や管理会社に電気の契約形態を確認してみるとよいでしょう。

スマートメーターの交換に工事や費用はかかりますか?

スマートメーターへの交換は、原則として無料でおこなわれます。

工事費用を請求されることはないほか、交換作業は屋外でおこなわれるため、基本的に立ち会いは不要です。

作業時間は30分〜1時間程度で、基本的に作業中も停電は発生しません。

万が一停電を伴う工事をおこなう場合は、事前に連絡があるため安心です。

ENEOSでんきの解約でトラブルがあった場合はどうすればいいですか?

電気料金の請求や解約金の有無など、解約時にトラブルが発生した場合は、まずはENEOSでんきのカスタマーサポートに問い合わせましょう。

解決できない場合は、「電力・ガス取引監視等委員会」や各地域の「消費生活センター」などの公的機関に相談することで、中立的な立場からのアドバイスを受けられます。

まとめ

結論として、電力会社の切り替えは簡単におこなえますが、安易に大手電力会社に戻すだけでは、必ずしも電気代が安くなるとは限りません。

大切なのは、自身のライフスタイルにあった料金プランを、信頼できる運営会社から選ぶことです。

電力会社を乗り換える際は本記事の情報を参考に、自身にとって最適な選択を検討しましょう。

安心感と安さを両立する「お得電力」のような電力会社を選べば、安心かつ快適に電気を使用できるようになるでしょう。

<参考>
お得電力

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