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NUROでんきは高い?評判やメリット・デメリットを徹底解説

NUROでんきは、NURO光ユーザー向けの電力サービスです。

光回線とのセット利用で適用される月額基本料金から毎月501円(税込)の割引が特徴ですが、インターネット上では料金が高いといった評判や口コミも少なくありません。

NUROでんきのセット割は電気使用量が少ない世帯にはメリットがありますが、電気を多く使う家庭では、料金プラン自体が安い新電力の方がお得になる可能性があります。

本記事では、NUROでんきが高いといわれる理由や燃料費調整額などのデメリット、実際の電気使用量に基づいた料金シミュレーションを詳しく解説します。

セット割の損益分岐点や、自身の家庭に最適な電力会社の選び方がわかるため、NUROでんきを検討中の方、また現在契約中の方も、ぜひ参考にしてください。

お得電力
お得電力の特徴
  • 大手電力会社のほぼ全てのプランに対応!面倒なプラン選びの必要なし
  • Webで申し込みOK!面倒な手続きもなし!
\ 大手と同等プランで確実に安くなる! /
お住まいの地域を選択

該当エリアの専用プランへ移動します

目次

【まとめ】NUROでんきの評判と料金体系の注意点

NUROでんきを検討するうえで、NURO光とのセット割は魅力的に映ります。

しかし、料金が高いという評判や、燃料費調整額、オール電化への対応など、契約前に知っておくべき注意点も存在します。

本章では、NUROでんきの基本的な特徴から、評判の理由、そしてデメリットまでを詳しく掘り下げます。

主なポイント

  • NUROでんきの基本情報とセット割
  • 料金が高いといわれる理由
  • 燃料費調整額の影響
  • オール電化プランへの対応状況

それぞれの内容を具体的に解説します。

NUROでんきの基本情報:NURO光ユーザー向けの電力サービス

NUROでんきとは、高速インターネットサービス「NURO光」の契約者のみが申し込める新電力サービスのことです。

最大の特徴は、NURO光とセットで利用することにより、電気料金から月額501円(税込)が割引される点です。

ただし、電気の料金プラン自体は、各エリアの大手電力会社、たとえば東京電力や関西電力などが提供する標準的なプラン(従量電灯プラン)に準じている場合が多く、プランそのものが大幅に安いというわけではありません。

評判は本当?料金が高いといわれる3つの理由

NUROでんきには料金が高いという評判や口コミが見られることがあります。

実際にSNSなどでは、次のような声が見られました。

セット割なのに思ったより安くならない、といった評判の背景には、いくつかの理由が考えられます。

高いといわれる主な理由

  • 燃料費調整額の上限が撤廃されている
  • 料金プラン自体に割引がない
  • セット割よりお得な新電力が存在する

まず、NUROでんきのプランは、多くの新電力と同様に「燃料費調整額」の上限が撤廃されています。

燃料費調整額とは、燃料価格の変動を電気料金に反映させるための費用です。

大手電力会社はこの上限額を設定している場合がありますが、上限がない新電力では、燃料価格が高騰した際に電気代が大幅に上昇するリスクがあります。

次に、前述の通り、料金プラン自体は大手電力会社とほぼ同じ水準であることが多いため、新電力ならではの安さはセット割(月額501円)以外にない点が挙げられます。

そして、電気の使用量が多い世帯にとっては、基本料金や電力量料金そのものが割引になるほかの新電力を選ぶ方が、年間の節約額が大きくなる可能性があります。

参照:資源エネルギー庁「燃料費調整制度について」

NUROでんきのデメリット:契約前に確認すべきこと

NUROでんきには、料金面以外にも契約前に確認しておきたいデメリットがいくつか存在します。

主なデメリット

  • オール電化プランに対応していない
  • 解約時に事務手数料がかかる場合がある
  • サポート窓口に関する評判

NUROでんきは、夜間の電気代が安くなるような「オール電化プラン」には対応していません。

そのため、オール電化住宅にお住まいの方は契約対象外となります。

また、契約内容や解約のタイミングによっては、解約事務手数料や違約金が発生する可能性があります。

契約前には、NUROでんき公式サイトの「重要事項説明書」や「よくある質問」などで、解約に関する規定を必ず確認しておきましょう。

さらに、サポート窓口がNURO光と共通、あるいはWebでの対応が中心となるため、サポート体制に関する口コミが見られる場合もあります。

ともかく折り返しの返事をくれとサポートに行っても、伝えますが、返事は確約できないとかいうばかり。見に来てくれとと伝言伝えていったん終了。4日後、何かをあちら側で調整するとかいって、初めてサポートから電話がかかってきて会話終了

引用元:みん評

2週間何度もサポートデスクに連絡しましたが、電話は繋がらず予約して3日経って連絡が入る状況。出れないタイミングもありまた予約。すぐ折り返し電話希望してなんとか話しはできても部署が違うとたらい回し

引用元:みん評

【徹底比較】NUROでんきのセット割は本当にお得?

NUROでんきの月額501円割引が本当にお得なのかは、家庭の電気使用量や、比較する新電力の割引方法によって変わってきます。

本章では、割引方法の違いと、具体的な使用量に基づいたシミュレーションで詳しく比較検討します。

比較のポイント

  • 割引方法の違い(固定額 vs 従量)
  • 電気使用量別のシミュレーション
  • どちらがおすすめかの結論

ここからは、各項目について詳しく解説します。

比較1:割引方法の違い(固定額 vs 従量)

新電力の割引方法には、大きく分けて「固定額割引」と「従量割引」があります。

NUROでんきは「固定額割引」を採用しており、電気使用量にかかわらず毎月一定額(月額501円 税込)が割引されます。

一方、「お得電力」のような多くの新電力は「従量割引」を採用しています。

これは、基本料金や電力量料金(使った分だけかかる料金)の単価が、大手電力会社より数%安く設定されている仕組みです。

【割引方法の比較】

割引方法特徴メリットデメリット
固定額割引 (NUROでんき)毎月一定の金額を割引電気使用量が少なくても必ず割引される電気使用量が多くても割引額は増えない
従量割引 (お得電力など)料金単価そのものが安い電気使用量が多いほど割引額が大きくなる電気使用量が少ないと割引額も小さくなる

電気の使用量が少ない一人暮らしなどの世帯では、NUROでんきの固定額割引が有利になる傾向があります。

しかし、電気を多く使うファミリー世帯などでは、使用量に比例して割引額が大きくなる「お得電力」のような従量割引の方が、年間の節約額が大きくなる可能性が高いといえるでしょう。

比較2:電気使用量別に年間削減額を算出(東京電力エリアの例)

それでは、実際にどれくらいの差が出るのか、東京電力エリアの「従量電灯B」プランを基準に算出してみましょう。

ここでは、(A)東京電力、(B)NUROでんき(東京電力から月501円割引と仮定)、(C)お得電力(東京電力より約3%割引)の3パターンで比較します。

東京電力エリア 世帯別 年間削減額

世帯人数(月間使用量)(A)東京電力 月額(約)(B)NUROでんき 年間削減額(約)(C)お得電力 年間削減額(約)
1人世帯(200kWh)7,423円6,012円2,665円
2〜3人世帯(350kWh)13,400円6,012円4,811円
4〜6人世帯(600kWh)23,834円6,012円8,553円
※算出は特定の条件下での試算です。

消費税を含みますが、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれていません。

実際の削減額を保証するものではありません。

この試算によれば、1人世帯(200kWh)の場合はNUROでんきの固定割引が有利です。

しかし、2〜3人世帯(350kWh)では差が縮まり、電気使用量がさらに多い4〜6人世帯(600kWh)では、「お得電力」の年間削減額(約8,553円)がNUROでんきの年間割引額(6,012円)を上回る結果となりました。

電気を多く使う世帯は「お得電力」がおすすめ

前述の結果から、電気の使用量が少ない世帯(月200kWh程度)であればNUROでんきのセット割が有利になる可能性があります。

しかし、毎月の電気使用量が350kWhや600kWh を超えるような、電気を比較的多く使う家庭では、「お得電力」がおすすめです。

料金プラン自体が大手電力会社より安く設定されている新電力、「お得電力」を選ぶ方が、年間の電気代をより多く節約できる可能性が高いといえるでしょう。

NURO光のインターネット回線は魅力的ですが、電気は別で契約するというのも賢い選択肢の一つです。

自身の毎月の電気使用量を「検針票」や「マイページ」で確認し、どちらが家庭にとって本当にお得になるか、一度比較検討してみてはどうでしょうか。

NURO光ユーザーにおすすめの新電力「お得電力」とは

お得電力
おすすめな方
  • 大手電力会社から乗り換えを検討中の方
  • 電気料金の節約をしたい方
  • 切り替え手続きが面倒な方

電気代シミュレーション

現在の電気料金
月額 約7,423 円
条件(例):東京電力 従量電灯B 30A
月間平均電気使用量 200kWh

お得電力に切り替えると…
年間の電気代:2,665円お得!
5年間の電気代:13,324円お得!
※消費税込み
※燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含んでおりません
\ 大手と同等プランで確実に安くなる! /
お住まいの地域を選択

該当エリアの専用プランへ移動します

NUROでんきのセット割と比較した結果、電気を多く使う家庭には「お得電力」がおすすめであることを解説しました。

「お得電力」は、株式会社Qvouが運営する新電力サービスです。

本章では、「お得電力」がNURO光ユーザーにもおすすめできる3つの理由を紹介します。

「お得電力」のおすすめ理由

  • シンプルに大手電力会社より約3%安い料金プラン
  • NUROでんき非対応のオール電化プランにも対応
  • 創業40年の運営会社(株式会社Qvou)による信頼性

それぞれの特徴を詳しく解説します。

1. シンプルに大手電力会社より約3%安い料金プラン

「お得電力」の最大の魅力は、そのシンプルな料金体系です。

複雑なセット割や期間限定のキャンペーンではなく、各エリアの大手電力会社が提供する標準的なプランと比較して、基本料金と電力量料金の両方が常に約3%安く設定されています。

NUROでんきのような固定額割引とは異なり、電気を使えば使うほど割引額が大きくなる「従量割引」の仕組みを採用しています。

そのため、とくに電気使用量の多い家庭や商店、法人の方にとって、節約メリットを実感しやすい料金プランといえるでしょう。

2. NUROでんきでは非対応の「オール電化」も契約可能

NUROでんきのデメリットとして、オール電化プランに対応していない点を挙げました。

「お得電力」は、この点もカバーしており、大手電力会社のオール電化向けプランと同等のプランを提供しています。

たとえば、関西電力エリアの「はぴeタイムR」に対応する「お得タイムR」 など、地域の電力事情に合わせたプランが用意されています。

NURO光の高速回線を利用しながら、オール電化住宅の電気代も十分に見直したいという方に、「お得電力」は適した選択肢となります。

3. 運営会社は創業40年の「株式会社Qvou」で安心

新電力への切り替えで不安に感じる点の一つに、運営会社の信頼性が挙げられます。

「お得電力」を運営する株式会社Qvouは、2025年時点で創業40年の歴史を持つ総合企業です。

太陽光発電投資や土地買取、生命保険代理店事業など多角的な事業を展開し、安定した経営基盤を築いています。

また、株式会社Qvouは、累計販売本数1億本を突破した人気ミネラルウォーター「のむシリカ」の販売元としても知られています。

長年の企業実績と知名度の高さは、安心して電力を任せられる信頼の証といえるでしょう。

NUROでんきに関するよくある質問

最後に、NUROでんきを検討する際や、他社への乗り換えを考える際に抱きがちな疑問について、Q&A形式で回答します。

よくある質問

  • 解約方法と解約金(違約金)
  • 申し込み(契約)に必要なもの
  • マイページでの料金確認方法
  • 電力の供給元と安定性(停電リスク)
  • 問い合わせ窓口

これらの疑問を解消し、安心して次のステップに進みましょう。

NUROでんきの解約方法と解約金(違約金)は?

NUROでんきの解約手続きは、NUROの契約者向けマイページ、またはサポート窓口からおこなうのが一般的です。

NURO光の契約を継続したまま、NUROでんきのみの解約も可能です。

ただし、契約した時期やプランによっては、解約事務手数料や違約金が設定されている場合があります。

「お得電力」のような他の新電力へ切り替える場合は、新しい電力会社が解約手続きを代行しますが、費用に関する規定は自身で事前に確認しておく必要があります。

必ずNUROのマイページにログインするか、重要事項説明書などで、自身の契約内容を確認しておくと安心です。

申し込み(契約)に必要なものは?

NUROでんきへの申し込み、または「お得電力」のような他の新電力へ切り替える際には、現在契約中の電力会社の「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」を手元に用意しましょう。

申し込みには、主に次の情報が必要となります。

申し込み時に必要な情報

  • お客様番号
  • 供給地点特定番号
  • 契約種別(プラン名)

これらの情報は、検針票のほか、契約中の電力会社のマイページなどでも確認できます。

マイページでの料金確認方法は?

NUROでんきを契約中の場合、電気料金や使用量はNUROの契約者向けマイページで確認できます。

NURO光のマイページにログインした後、「ご利用料金」や「NUROでんき」といった関連メニューを選択することで、詳細な内訳や過去の履歴を照会が可能です。

詳しい操作方法は、NUROの公式サイトやヘルプページを参照しましょう。

電力の供給元と安定性(停電リスク)は?

「NUROでんき」や「お得電力」をはじめ、どの新電力に切り替えた場合でも、家庭に届く電気の質や安定性は変わりません。

実際に電気を送るための電線や電柱(送配電網)は、これまで通り地域の大手電力会社(東京電力パワーグリッドなど)が管理、運用するからです。

新電力に切り替えたからといって、停電が増えたり、電気が不安定になったりするリスクはありません。

万が一、契約した新電力が倒産するようなことがあっても、すぐに電気が止まることはありません。

地域の大手電力会社による「最終保障供給」の仕組みによって電気は供給され続けるため、安心して利用できます。

NUROでんきの問い合わせ窓口はどこですか?

NUROでんきに関する問い合わせは、基本的にNURO光のサポート窓口(マイページ、チャット、電話など)で受け付けています。

専用の窓口ではなく、NURO光のサービスと共通です。

具体的な電話番号やチャットの受付時間、マイページからの問い合わせ手順は、変更される可能性もあります。

そのため、NURO公式サイトの「サポート」や「問い合わせ」のページで、最新の情報を確認しましょう。

まとめ

本記事では、NUROでんきの高いという評判の真相や、セット割のメリットやデメリットについて、具体的に算出し解説しました。

NUROでんきは月額501円の固定割引が魅力です。しかし、電気使用量が多い家庭では、基本料金や電力量料金そのものが安い新電力を選ぶ方が、年間の節約額が大きくなる可能性があります。

電力会社の見直しは、家庭の電気使用量を確認しましょう。

電力の専門家である当サイトの比較情報を参考に、最適なプランを選択しましょう。

オール電化プランも提供する「お得電力」の詳細については、公式サイトを確認してください。

お住まいの電力エリアを選択

選択すると、各エリアのお得電力公式サイトが開きます。

<参考>
お得電力

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